抗酸菌コウサンキン

抗酸菌はどんな病気?
この病気はそもそも非結核性抗酸菌症の略称です。身体の弱った人や肺に古い異変がある人に発病する場合と健康だと思われていた人に発病する場合があり、発症するとまず咳がでて、次いで痰、血痰、喀血、全身の倦怠感が表れ、更に進行すると発熱、呼吸困難、食欲不振、やせなどが表れます。症状の進行はとても緩やかですが、しかし確実に身体をむしばむ恐ろしい病気です。

抗酸菌の症状
タイトルの菌は結核菌の仲間ですが、結核菌でないものの病気で非結核性抗酸菌症というものがあります。結核との違いは、伝染病でなく、進行が緩やかで、抗結核薬があまり有効でないことです。自覚症状は全くないため、胸部検診や結核の経過観察中などに偶然見つかることがあります。しいて言うなら咳、血痰、喀血、全身の倦怠感などで、進行した場合は発熱や呼吸困難、食欲不振に体重減少などが起こります。

抗酸菌の原因
結核の原因である結核菌の一種を、抗酸菌といいます。この菌以外の菌で起きる病気が非結核といいます。むかしは結核菌によるものを定型的と考えていました。ですので非定型ともいわれていまし た。 結核との大きな違いは、人間から人間へ感染 、伝染しないことです。また、病気の進行がゆっくりであることと、抗結核薬があまり効かないなどがあります。

抗酸菌の検査と診断
抗酸菌を検出するための検査方法として、塗抹検査と培養検査およびPCR法があります。塗抹検査では、患者から採取された痰を、蛍光染色法やニール・チルゼン染色と呼ばれる染色方法で染色し、菌の有無を確認します。続いて、小川培地もしくはMGITと呼ばれる培地で菌の培養を行い、菌の検出を試みます。PCR法では、菌のDNAを増幅させることで、検出された菌の種類を同定します。

抗酸菌の治療方法
抗酸菌の治療法では、菌に作用する薬剤による治療を行います。ストレプトマイシンや、クラリスロマイシン、あるいはリファンピシンやさらにエタンブトールといったような、この菌類に対抗しうる薬剤を治療のために用いて使用します。しかし現在、この菌類に対する確実な治療術は未だ確率されていないため、薬剤の投与による症状の改善率はあまり高くありません。

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