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gvhdはどんな病気?
gvhdとはgraft versus host diseaseの略で、移植片対宿主病とも言います。臓器移植により生じる合併症の一種で、移植された臓器提供者の臓器が臓器受給者の臓器を免疫応答によって攻撃することにより生じる症状のことです。通常の拒絶反応は臓器受給者側が移植された臓器を攻撃しますがその逆です。特に免疫組織を移植する骨髄移植や輸血の際に生じます。


gvhdの症状
「gvhd」とは“移植片対宿主病”の略称です。輸血や骨髄移植等の副作用を原因とし、症状としては移植片である輸血や移植されたリンパ球が宿主である患者の体内で細胞を攻撃する事による発熱・発疹・肝障害などが挙げられます。輸血や移植後に皮膚の表面に赤い斑点が現れ高熱が出ます。その後、下痢や肝臓障害を発症し、貧血による衰弱や感染症、出血が起こり易くなります。時に、多臓器不全を生じ、生命に関わる事があります。

gvhdの原因
gvhdは移植片対宿主病とも言い、その原因は移植された臓器提供者の臓器が臓器受給者の臓器を免疫応答によって攻撃することにあります。特に免疫組織を移植する骨髄移植や輸血の際に生じ、HLAの一方通行適合により提供者のリンパ球にとって受給者は異物だが、受給者にとって提供者の血液を異物として認識できないために提供者のリンパ球は受給者の体内で攻撃を受けずに増殖・攻撃できるために生じます。

gvhdの検査と診断
gvhdの検査方法については、組織検査を行います。具体的には、皮膚・肝・消化管などの少なくとも1つの臓器の粘膜などを採取し、生検します。また、その後に、他には内視鏡などを用いて、消化管や気管支などに通して、その病変部だと思われる部位を直接、肉眼で観察するという検査を行うときもあります。ただ検査を続けてすれば、患者にとって負担になることも考えられます。

gvhdの治療方法
一旦発症すると致死率の非常に高いgvhdの治療法は確立されていません。免疫抑制剤やステロイドの継続投与などが試みられていますが一時的に免疫機能を抑制することで炎症を抑えるのが目的です。急性期にはある程度有効ですが薬剤の副作用で合併症に陥ることも少なくありません。したがって移植片のリンパ球を放射線で取り除くなどの予防がより重要になります。

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