腫瘤

初診に適した診療科目

腫瘤はどんな病気?

腫瘤とははれもの、できもの、瘤(こぶ)などの総称のことでその原因などは関係なく、体表や体内で見られる何かしらの塊は全てこれです。
血液が固まってできた血腫、垢などの老廃物がたまって出来た粉瘤腫、何らかの原因で異常な細胞が増殖する腫瘍などが挙げられます。
特に腫瘍とは混同しやすいですが、同義語ではないので、しっかりと区別する必要があります。

主な症状

腫瘍というのは、何らかの原因で異常な細胞が増殖を始め、止まることなく増殖し続ける病気の事を言います。
この腫瘍の中には腫れものや、かたまり状の病変になっている物もあるでしょう。勘違いをしている人も多いと思いますが、これらの症状は、何も腫瘍だけに出来るものではありません。
病気の種類が何であっても、体や臓器に腫れものや、かたまりが生じた状態を腫瘤と呼ぶのです。

主な原因

腫瘤ができる原因は、体の調子が悪くなり血液の流れが滞り腫瘍ができ、その副産物としてできるものです。
血液の流れが悪くなることで血液中にある赤血球や老廃物が蓄積されて固まり瘤になったものです。固形物で血液の流れを阻害して更に血液の流れを悪くして老廃物を吸収し合わさって大きくなっていきます。
老廃物が多い老人はできやすいです。

主な検査と診断

腫瘤は悪性腫瘍と良性腫瘍の区別があり、その検査方法は、触診の段階ではっきりと特徴を捉えた大きなものは、多くの場合で断定が可能です。
また、体の表面に出ていないものは超音波検査によって調べたり、検体を針などで採取して、直接取り出した腫瘍の一部分を顕微鏡などで検査します。
いずれにしても一つの検査で判別が出来ない時は複数の結果を総合的に判断します。

主な治療方法

腫れあがった患部を切除した後に、患部に放射線を照射することで腫瘤を効果的に治すことが出来ます。放射線治療を併用することで、再発の防止と治療を早める効果を得る事が出来るというメリットがあります。
症状が軽い場合は、抗腫瘍剤を服用する治療法で治すことが出来ます。
悪性の腫瘍が出来ている時は、患部を速やかに切除して治療を施す必要があります。