げっぷはどんな病気?
食べ物を食べるとき、空気が食べ物と一緒に飲み込まれ、その空気が口から出ることを言います。他には悪玉菌の影響により、有害ガスが発生し、胃腸の調子が悪いときにもげっぷが出ます。多く出る場合は、胃がんや胃かいよう、十二指腸かいようなどの病気の可能性もあります。放っておくと、腹痛が伴ってしまうため、消化器科や内科で早めの診断を受けてみましょう。
げっぷの主な症状は?
げっぷとは胃の中で発生したガスが食道を通じて逆流して口から出る症状です。食べ物を摂取して食べ物が胃の中に入ると消化が始まります。消化の過程で食べ物からガスが発生し、胃の容量を超えるとガスが逆流して食道へ送られ、食道へ送られたガスが更に口へと送られます。胃の状態が弱っている時は動きが鈍く、発生したガスを上手く逆流させて口にまで運べないのです。
げっぷの主な原因は?
げっぷの原因は、胃内から口腔へガスが排出されて起きる現象です。このガスの大半は、飲料物や唾液とともにのみこんだ空気です。したがって、食後に多く、のみ込んだ空気が多いほど、多く出てきます。これを空気嚥下症ともいいます。早食いの人、ガムをよくかむ人やタバコをよく吸う人に多く、口をあいて寝る習慣の人にもみられます。精神的な緊張や興奮でも起こります。
げっぷの主な検査と診断方法は?
最近げっぷがたくさん出て不安だというあなた。それは何かの病気のサインかもしれません。例えば、胃炎・胃潰瘍・空気嚥下症・神経性食欲低下症・十二指腸潰瘍・逆流性食道炎・胃酸過多症・胆石症・胆嚢炎・横隔膜ヘルニア・過敏性腸症候群などです。おすすめの検査方法として、血圧測定・血液検査・腹部超音波(腹部エコー)・腹部CTなどがあります。
げっぷの主な治療方法は?
げっぷの治療法には、胃液分泌を抑える薬を使うといったものがあります。また消化器官の運動機能を改善する薬が、効果的である場合も多い傾向にあります。また食事改善であったり、食べ方も重要となっています。偏食は避けたほうが良く、食べる場合はバランスと、あとは良く噛んで食べることが大事です。また寝る前の食事はやめておいほうが良いです。
げっぷの初診に適した診療科目