脳挫傷ノウザショウ

脳挫傷はどんな病気?
脳挫傷とは、頭部を強打した時に発生する症状です。後遺症としてよく知られているのが、麻痺です。重篤な場合、麻痺は全身に渡って残ってしまいます。しかし、多くの場合片麻痺と呼ばれ、右脳を打った場合は左が、左脳を打った場合は右に麻痺が表れます。身体だけでなく、高次脳機能障害と言って判断力や記憶力にも障害が残る場合があります。この場合、長いスパンで回復を待たなければなりません。


脳挫傷の症状
脳挫傷を起こすと体に起こる症状とは、手足のしびれ、けいれん、ろれつが回らない、目の焦点が合わない等です。これは明らかに異変が起こっていると目に見えて分かります。まれに鼻から出血したり、耳から脳髄液が流れでる時もあります。まず脳が傷ついている状態ですから、体には異常や反応が必ずみられます。呼び掛けても反応がありませんし、体が思うように動かなくなります。

脳挫傷の原因
脳挫傷の原因は、交通事故に代表されるような強い衝撃で、頭部が打撲した衝撃によって、打撲した部分の直下の脳の組織が挫滅することにより起こります。通常衝撃を受けたときは、衝撃を受けた瞬間は脳が突然加速されたような動作と、加速された脳が突然停止するという二つの衝撃を受けるのが一般的なので、打撲した部位とは反対側の部位についても挫傷を起こすことがあります。

脳挫傷の検査と診断
脳挫傷では、画像検査がおもな検査方法となります。外傷によって脳組織がダメージを受けていることが考えられる場合は頭部CT検査をおこない、脳内の出血や浮腫の状態を確認します。CT検査の画像では出血は白く、浮腫は黒く映ります。小さな挫傷の場合は出血が少なくCT検査では確認できないことがあるため、頭部MRI検査をおこなって診断します。

脳挫傷の治療方法
脳挫傷の場合、その多くはほとんど自然治癒してしまうことがほとんどですが、頭部の中での出血が多かったり、血腫として脳の中に血液の塊が残ってしまった場合は、治療が必要となってきます。その治療法としましては、出血によって脳浮腫になりますので、脳圧を下げるために脳圧降下薬を点滴したり、頭蓋骨を外す外減圧術が使用されたりします。血腫は手術によって取り去ったりします。

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