nash ナッシュ

初診に適した診療科目

nashはどんな病気?

nash(非アルコール性脂肪性肝炎)とは近年多くなってきた病気です。発生原因がアルコールに寄らないアルコール性脂肪性肝炎に似た症状が出るものです。あまり多くのことはわかっていないが、脂肪肝と肝臓にストレスがかかった場合にかかることが多いとされている。昨今のメタボリックシンドロームへの注目によりNASHへの注目も高まってきている。

主な症状

nash(非アルコール性脂肪性肝炎:Non-alcoholic steatohepatitis)はほとんどの場合、検査で発覚することが多いです。しかし肝硬変や肝臓がんの原因ともされており、悪化すると食欲不振や体重減少、倦怠感、下痢などの症状が現れていきます。末期になると病状の回復が非常に難しいものとなり、専門医の診察が必要不可欠となります。

主な原因

nashの原因と言われているものは、脂肪肝に何らかのストレス要因が加わって発症すると現在は考えられていますが特定されていません。肥満の方の過剰なダイエットで栄養バランスを崩し、脂肪肝であると発病したケースもあります。病状の出ている方が多く患っている症状が、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病が持病としてあるため、何らかの関連性も考えられています。

主な検査と診断

nashの検査方法は、比較的簡単なものでも引っかかるということで、病院にいけばすぐに見つかるという状況になっています。たとえば血液検査をしたのであれば、その血液に異常がでていますのですぐにわかりますし、ほかにも画像検査をやれば、それだけでも病気になっていることを知ることができるのです。もう一つは病気を確定させるために、腹腔鏡で直接見るという方法も有効です。

主な治療方法

nash(非アルコール性脂肪肝炎)を治すための治療法には確立されたものはありませんが、基本は原因療法です。この病気はインスリン抵抗性や肥満に関係しているので患者に入院ダイエットや運動療法や食事療法を行います。薬物療法は、インスリン抵抗性改善薬であるメトフォルミンなどを使用し、酸化ストレスを緩和するためにはビタミンEが有効です。こうした薬物療法は食事療法と併用するとより効果的です。