群発頭痛 グンパツズツウ

初診に適した診療科目

群発頭痛はどんな病気?

この頭痛はあまり聞かない頭痛ですが、頭痛の中でも最も症状や痛みが強いと言われています。頭痛は3種類あり、頭が締め付けられるような緊張型頭痛、頭の片側や1部分がズキズキと痛む偏頭痛、そして群発頭痛は、片側の目の奥がえぐられるような痛みと言われています。痛みの頻度は人によりますが、月に1回ぐらいです。ただ我慢が出来ないほどの痛みなので学校や会社を休まざるをえません。

主な症状

群発頭痛とは、非常に辛い頭痛の症状のことです。別名では自殺頭痛と呼ばれています。なぜなら自殺したいくらい辛い頭痛が続くからです。だいたい何時間かに一回、頭が割れるような痛みを伴う頭痛が起こります。その痛みはなにをもっても楽にすることができず、人によっては痛みによって気を失ってしまうこともあるくらいの強い痛みが起こるのです。

主な原因

群発頭痛の原因は、まだ不明な点が多く解明が進められていますが、現在のところ、偏頭痛と同様に頭部の血管の拡張によって引き起こされると考えられています。激しい頭痛に伴って起こる、目の奥の痛みが特徴的な症状ですが、そういったことを考慮すると、目の後ろを通る血管の拡張による炎症が神経を刺激して、頭痛や諸症状を引き起こしていると考えられます。

主な検査と診断

群発頭痛の一般的な検査方法としては、頭痛専門外来などにて、問診、触診、血液検査などをします。そのほかには、機能性頭痛か、腫瘍などによる症候性頭痛かを見極めるために、体温測定、血圧測定、脈拍や呼吸状態の観察、それから脳の血管の状態をしらべたり、眼底検査も行い、最終的にはCTやMRIなど、詳しく脳の画像診断をする必要もあります。

主な治療方法

群発頭痛の治療法は、多くの一般的な頭痛薬が効かず、病院では特別な即効性のある頭痛薬を使って処置する場合が殆どです。一般的な頭痛薬が効かないその主な理由は、頭痛薬の効き目がゆっくりとしているために、くすりの効果が現れる頃になるとすでに頭痛の痛みが無くなっている。といった事があるからです。鼻スプレーをして素早く処置します。