ピルはどんな病気?
ピルは主に「低用量ピル」と「アフターピル」の2種類に分けられます。低用量ピルは、生理痛やPMS(月経前症候群)の緩和・生理不順の改善など、多くの女性が抱える悩みを改善する効果が期待できます。また、避妊に失敗したときには、緊急避妊薬としてアフターピルを使用します。ピルの主な症状は?
低用量ピルは、避妊効果があるだけでなく、生理痛やPMS(生理前症候群)の軽減、月経量の減少、月経移動をすることができる、女性のQOLを上げるためにも便利なお薬です。アフターピルは、避妊に失敗したときに服用する緊急避妊のためのお薬です。妊娠の可能性がある性行為をしてしまった場合に服用します。アフターピルには、排卵や着床を阻害する作用があるため、性行為から24時間以内に服用することで、高確率で避妊することができます。ピルの主な原因は?
低用量ピルの副作用としては、吐き気、頭痛、乳房の張り、だるさ、不正出血などが挙げられますが、継続して服用していると、ほとんどの場合症状は緩和されます。重篤な副作用として肝障害や血栓症があり、手足のしびれ・むくみ・腫れ・痛み・赤み、激しい頭痛、胸の痛みなどが生じた場合には速やかにクリニックを受診するようにしてください。アフターピルの副作用としては、吐き気、嘔吐、頭痛が挙げられます。症状は一時的な場合が多く、時間の経過とともに落ち着いていきます。万が一2時間以内に嘔吐してしまった場合は、医師へご相談ください。