慢性硬膜下血腫マンセイコウマッカケッシュ

慢性硬膜下血腫はどんな病気?
慢性硬膜下血腫は、基本的には高齢者に多い病気で、脳と硬膜の間に血腫ができてしまうというものです。これの原因としては、何ヶ月か前に頭を打ったことが原因で、外傷がないことが多いため、思い当たる節がないこともあります。発症するまでの間、何も自覚症状がなかったのに、いきなり意識障害などが起こったりするので、注意が必要といえます。


慢性硬膜下血腫の症状
慢性硬膜下血腫の主な症状のひとつに頭蓋内圧亢進による頭痛・吐き気・嘔吐があります。血腫により頭蓋骨の内側の圧が高まるために頭痛・吐き気・嘔吐が起こります。他にも血腫による圧迫が原因で半身の麻痺や、言語障害などが現れることがあります。軽い意識障害によって認知症や元気がなくなるなどの状態に陥ることもあります。血腫が大きくなるとこん睡状態を引き起こすこともあります。

慢性硬膜下血腫の原因
慢性硬膜下血腫の原因としては頭部外傷がほとんどですが、詳細な発生機序においては現在でも不明な点が多くあります。頭部外傷をきっかけとして微量な出血が生じ、皮膜を伴う血腫が硬膜下に形成され、それが徐々に拡大していくことにより、受傷後三週間から三ヶ月経過した際に発症します。アルコール多飲者や高齢者においては、より発症しやすいという報告があります。

慢性硬膜下血腫の検査と診断
慢性硬膜下血腫の検査方法は、きっかけとなる頭部外傷の後では、頭部CTで異常が認められない場合がほとんどとなります。もし既に症状が現れていれば血腫により脳が圧迫されているので、CTで診断出来ます。慢性の血腫の場合は血液濃度が通常よりも薄い場合があり、CTでは灰色またはは黒色に映ることもあります。また、慢性の血腫の場合もMRIで特徴的な特徴を示しますので頭部MRIも診断や検査に有用で使われています。

慢性硬膜下血腫の治療方法
慢性硬膜下血腫の治療法は、症状が軽く血腫も少量ならば、自然治癒を取ることもあります。しかし基本は局所麻酔の下、手術が行われます。慢性の血腫は液状でサラサラしているため、大きく開けなくとも小さな孔から取り除けるので、穿頭血腫除去術や穿頭血腫ドレナージ術が行われます。重症ならば緊急手術を行い、その他、症状に応じて数日の内に手術が行われます。

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