淋菌 リンキン

初診に適した診療科目

淋菌はどんな病気?

淋病とは淋菌感染症のことです。主に性行為で感染し、男性では主に激しい排尿痛を伴う尿道炎となり自覚症状がありますが、女性では主に子宮頸管炎を発症し自覚症状が殆どありません。放置するとさらに男性では精巣上体炎になり女性では卵管炎や腹膜炎を発症する危険があるばかりか、分娩時に母子感染します。咽頭部に感染する場合もあるので、オーラルセックスでも感染が広がります。

主な症状

淋菌の症状は、男性の場合は排尿時に尿道に激しい痛みが走り、排尿中も立っていられないほどの激痛があるのです。排尿時以外では激しい痛みはありませんが不快感があります。感染した所が陰茎だと尿道に痛みが出るので感染が判明しやすいですが、陰部以外だと痛みを伴わないことが多いため、感染したこと自体に気づかないことも多いくらいです。

主な原因

淋菌に感染して淋病になる原因はどのようなことが考えられるのでしょうか。男性の場合も女性の場合も100%性感染が考えられます。普通の挿入時に感染するのは勿論、オーラルセックスやディープキスにより喉から感染する場合もあります。特に日本人は外国人と比べて性行時にフェラチオを行う場合があるので、その時に感染することが多いです。

主な検査と診断

淋菌といえば有名な性病の1つですが、どのような検査方法なのでしょうか。基本的に質疑応答による問診と尿検査をします。問診だけでも判断できることはあるようですが、確実にするために尿検査をするようです。それでもわからない場合、尿道から分泌液を搾取し、検査するのが最も確実な方法で有効だとされています。しかしその際には痛みが伴うようです。

主な治療方法

淋菌によりおこる淋病の治療法は、注射によるもの、薬の内服をするもの、またその両方を並行しておこないます。淋病の治療は男女とも同じく行われ、まず一週間ほど筋肉注射や静脈注射での薬を投与していきます。それといっしょに内服として抗菌薬や抗生剤を二週間ほど続けていきます。どちらの治療方法も、病気の症状の度合いで期間は変わっていきますが、途中で服用をやめると体内に菌が残ったままになるので注意します。