打ち身 ウチミ

初診に適した診療科目

打ち身はどんな病気?

打ち身というのは、主に皮膚組織にダメージが生まれた状態のことです。
打撲と言われることもあり、身体の一部が何かにぶつかったり、バランスをくずしてこけた場合に発生しやすいです。切り傷とは区別される傾向にあり、あざができるものを指す場合が多いです。
後遺症はまず残りませんが、あざが消えるまでの時間には個人差があり、歳を取るほど時間がかかると言われています。

主な症状

打ち身とは皆様もご存知の通り、体をぶつけて痣ができること、打撲のことです。
症状としては、ぶつけた部分が内出血を起こして痣ができたり、その痣の部分が痛みを生じたりします。
家が狭く色々なところにぶつける事の多い日本では特に日常的なケガかと思われますが、ひどい場合は打撲によって骨折していたり、胸部や腹部に痛みがある場合は内臓にまで影響していることもあるので、実は決して甘く見られない怪我なのです。

主な原因

いわゆる「打ち身」はほんとうは「打撲」といいます。打撲は身体のあちこちをぶつけ、筋肉などが損傷することで起きます。
原因はスポーツのみならず、日常生活のなかでも家具に足をぶつけるなどした際に頻繁に起こり得ます。
打撲によって「青あざ」が出来ることもあります。これは筋肉などの内部を走る細かい血管が衝撃により切れ、内出血を起こしているのが見えている状態です。

主な検査と診断

打ち身のうち、比較的軽度なものであれば腫れや内出血も短時間で解消に向かい特に問題になる事はありませんが、程度が重度であったりデリケートな部位であったりする場合は整形外科などの専門医にて念のため検査を受ける方が良いでしょう。
その際の検査方法としては骨折の場合とだいたい同じく外部の診察から触診に入り、最終的にはX線検査にて内部の損傷程度を確認するという段取りになります。

主な治療方法

打ち身の治療法は以下のように行います。まずは、患部に傷がある場合は洗浄後、消毒の処置を行います。その後、内出血を抑えるために、痛みや腫れが治まるまで冷やします。
打撲後直後ならこの処置が有効ですが、時間が経過している場合は、温める処置をした方が良い場合もあります。
打撲部位が腹などの場合は内臓に、その他の部位でも骨に異常が発生している場合は、専門家による治療が必要です。