気分変調症 キブンヘンチョウショウ

初診に適した診療科目

気分変調症はどんな病気?

気分変調症とは、うつ状態が1日続くこともあれば、症状が出ない日もあるが、うつ症状が多い日が続き、家族や友人などの周囲の人から見て、うつ病の症状が2年以上続く病気のことです。過食と拒食を繰り返している、不眠症や仮眠症に陥ることがしばしばある、疲労感や気力低下が著しい、自尊心の低下、集中力の低下、判断力に欠ける、などの症状がみられる場合には注意が必要です。

主な症状

気分変調症とは、うつ病とよく似ている症状が特徴です。社会、家庭などに対する怒り、絶望感などが見られます。食欲不振、過食、睡眠障害、倦怠感、不安感、集中力がなくなるなどということが複数見られ、長期間にわたり継続、再発を繰り返すことが多いのが特徴です。また、自分では上記のことが起こっていることを認めにくく、結果として長期にわたり治療をしない方も多いです。

主な原因

気分変調症の原因は、人により様々あります。病気の始まりがはっきりしずに、潜行性です。20歳から30歳くらいの成人に発症することが多く、男性より女性の方がやや多いといわれています。親や兄弟がうつ病である場合、遺伝的にかかりやすくなります。社会や、職場、家庭などのストレスによって起こることもあったり、精神的なものからくることもあります。

主な検査と診断

うつ状態が慢性的に続いていく気分変調症は成人から中年にかけて多く見られる病気です。生活に対する不満や刺激に対する過剰反応、無趣味などストレス性が強くなることから発病します。検査方法は自覚できるほどのうつ状態が把握できているのであれば医師による問診が行われ、診断されることで悪化させないためのメンタルケアを行う必要があります。

主な治療方法

気分変調症の治療法は、抗うつ剤が効果的とされています。抗うつ剤は現在多数あり、なかには国内での保険適用外のものもあります。新しい抗うつ剤の方が効果的なケースが多く、そういったものを海外から取り寄せて利用した方が良い場合も多い傾向にあります。通販サービスで取り寄せることが可能なものもあるので、インターネット環境があれば取り寄せることは難しくありません。