発疹 ホッシン

初診に適した診療科目

発疹はどんな病気?

皮膚の肉体的変化を及ぼす皮膚病の一種で、疾患によって異なった特有の変化があり、その最小単位となるものを発疹といいます。症状として初めに斑、丘疹(きゅうしん)、結節、腫瘤(しゅりゅう)、水疱、膿疱、嚢胞、蕁麻疹(じんましん)などが現れ、次に表皮剥離、亀裂、鱗屑(りんせつ)、痂皮(かひ)、胼胝(べんち)、瘢痕(はんこん)、萎縮、色素沈着などが現れます。

主な症状

発疹とは、皮膚に現れる変化です。皮膚の病気、皮膚以外の病気、薬の副作用、心因性など、様々な原因によって起こります。また、症状も多彩です。紅斑・紫斑・色素異常・丘疹・水疱・結節・びらん・潰瘍などです。これらのことから、疑われる病気を知ることが出来ます。そして、病気を調べることが出来ます。様々な病気がありますから、治療方法もぞれぞれ違ってきます。

主な原因

その原因には、いろいろなものが考えられます。皮膚自体の病気、薬物、心因性、皮膚以外の病気、寄生虫や虫刺されによるもの、アレルギー反応によって引き起こされるものなど様々なものが、考えられます。その中でも子供の発疹は、主にウイルスや細菌などの感染症によるものが多く、ヘルペスウイルス6型(HHV-6)と7型(HHV-7)によって起こる、突発性のものがあります。

主な検査と診断

皮膚に突然現れる急性の発疹についてその原因を精密に検査するのであればやはり専門医の力を借りなければなりません。主な検査方法については皮膚科による診断を受けるのがベストなのは言うまでもありません。皮膚科の診断にて症状により原因の切り分けを行います。ウイルス感染や各種アレルギーなど様々な要因が考えられますから、問診等により身体のクセを明らかにしたり、必要であれば血液検査や患部採取培養なども行います。

主な治療方法

発疹の治療法は、一般的には軟膏やクリームを患部に塗布する治療が一般的です。薬には抗生物質や痒み止めの成分が含まれており、患部を清潔にした後に患部だけではなくその周囲にも塗るようにします。発症原因によっては使用する薬が異なりますので、皮膚科に問診してもらう必要があります。日常生活は、患部を清潔にして過ごす事が大切で、汗をかいたら雑菌が発生しやすくなりますので、すぐに拭き取るようにしましょう。