過活動膀胱カカツドウボウコウ

過活動膀胱はどんな病気?
過活動膀胱はOABとも呼ばれ、尿意切迫感を伴った排尿障害の一つです。病原によって神経因性と非神経因性のものに分類され、症状としては頻尿、夜間頻尿、切迫性尿失禁などがあり、腹圧性尿失禁はこれに含みません。近年高齢化に伴って先進国で男女共に患者数が増えており、治療法としては抗コリン剤などの薬物療法を基本として、行動療法も用いられます。

過活動膀胱の症状
過活動膀胱の症状とは、突然我慢できないほどの尿意を催す尿意切迫感があったり、トイレが近く、尿意のために夜中何度も起きてしまう夜間頻尿に悩まされたり、突発的な尿意を我慢できずもらしてしまう切迫性尿失禁などがあります。排尿を意識的にコントロールすることが難しくなり、度重なる尿意のために、仕事や睡眠にも支障をきたしてしまいます。

過活動膀胱の原因
過活動膀胱の発症する原因は脳の信号トラブルがあります。膀胱に尿がたまったという信号を送る神経に異常が生じた際に伝達がうまく出来ないせいでおこります。もうひとつは骨盤の底にある骨盤底筋群というたくさんの筋肉で支えられた臓器が、加齢や出産、肥満などでゆるんでくることでおこります。また、中高年の男性に多くみられる前立腺肥大がありますがいちばん多いのは加齢による信号伝達力の低下です。

過活動膀胱の検査と診断
過活動膀胱の検査方法には、膀胱内圧測定、尿流量測定、もれた尿の量を正確に測るために行うパッドテスト、咳をしたりいきんだりした際に尿漏れをおこすかどうか実際にやってみるストレステスト、内視鏡を使って膀胱や尿道の状態を調べる膀胱尿道鏡検査、静脈注射で造影剤をいれ、膀胱や尿道の状態をX線で撮影する尿路造影の検査などがあります。

過活動膀胱の治療方法
過活動膀胱の治療法は、生活習慣を改善する行動療法と薬物投与による薬物療法が行われます。行動療法は、利尿効果のあるカフェインの過剰摂取を避ける・膀胱の働きを改善させるための訓練を行います。膀胱訓練は、数分~数十分で行きたくなっていたトイレを少しでも我慢してトイレの間隔を長くすることが目的で、その時は決して我慢し過ぎない事が大切です。

過活動膀胱の初診に適した診療科目

関連部位から他の病名を探す

過活動膀胱に関する書籍はこちら


この病気についてのコメントなどございましたら、よろしくお願いします

このページの先頭へ