褥瘡ジョクソウ

褥瘡はどんな病気?
褥瘡とは、体と体との接触部位において血行不全となり、周辺組織が壊死するものを指します。床ずれとも呼ばれます。突発性と尋常性の2種類があり、前者は一時的な負荷により起こるものであるため、負荷が取り除かれると自然治癒します。後者は慢性的に経過するため、治癒のためには壊死部位の除去、洗浄、軟膏塗布などが行われ、栄養状態の改善が必要となります。


褥瘡の症状
ベット上で寝たきりになる、また車椅子に長い時間座っているなど、長時間同じ部位が圧迫される事で起こります。褥瘡は臀部や関節などの固い部分が圧迫されると血流が悪くなり発赤・剥離(薄く皮が剥ける状態)を起こし症状の進行によっては患部にポケットの様な窪みや穴ができます。検査方法はCTもしくはMRIなどで全身の検査を行います。治療には数週間から数か月掛かり、まず患部の圧迫を防ぐ為体位交換を行います。

褥瘡の原因
褥瘡の原因は、同じ姿勢でいた場合にその部分の皮膚が長時間圧迫されることです。そのことによって血流が悪くなり、十分な酸素や栄養素が皮膚や皮下組織に行き渡らなくなってしまうのです。特に寝たきりの高齢者などの場合は自分で寝返りを打つことが困難なので、長時間同じ姿勢でいるために布団に接している部分に栄養や酸素が行き渡らず、その部分が壊疽を起こしてしまうのです。

褥瘡の検査と診断
褥瘡は、床ずれのことです。その検査方法には重症度を測り、検査によって客観的に病状の重さを知る試みがされています。床ずれの深さや浸出液などの量によってその重症度は違ってきますので、主に問診などによって目で見てわかる範囲での検査をしてゆきます。検査のポイントは、深さ、浸出液、大きさ、炎症、肉芽、壊死組織、ポケットなどで診断します。

褥瘡の治療方法
褥瘡の治療法は、重症化している場合は黒くなっている患部を完全に切除し膿を出し切った後に、軟膏を塗って治癒を目指します。軟膏は炎症のカットと元の皮膚に戻るための血行改善がメインであり、毎日決まった時間に患部に対し、清潔な水と石鹸で汚れを洗い落として新たに軟膏を塗ります。治癒までには数カ月かかる事がほとんどですので根気強い治療が必要となります。

褥瘡の初診に適した診療科目

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