貧血 ヒンケツ

初診に適した診療科目

貧血はどんな病気?

貧血とは、血液中の赤血球やヘモグロビンが減った事によって起こる病気です。主に、鉄やビタミンBや葉酸などの不足が原因です。症状は、めまいや立ちくらみ、身体のだるさがあります。また、少しの運動でも疲れやすく、息切れや動悸を起こします。このような症状を感じられず、全く気付かない人も多くいるので、定期的な健康診断で血液検査をしましょう。

主な症状

主な貧血の症状は、疲れやすい、食欲不振、頭痛、動悸や息切れ、顔色の悪さ、そして代表格のめまいや立ちくらみです。更には、舌の表面にある、味蕾がなくなり舌の表面がツルツルになり食べ物を食べるとしみることがあります。その他にも、口角炎、食道の粘膜が萎縮しものを飲み込みにくくなったりする場合もあります。また、氷をバリバリと食べるなどの、異嗜症が出ることもあります。

主な原因

貧血の中で最も頻度の高いものが鉄欠乏症である。しかし鉄分不足だけが原因になるわけではなく、巨赤芽球というビタミンB12や葉酸の不足で起こるものや、赤血球がもろくなり、通常の寿命より短くなることで発生する溶血性のもの、赤血球を作り出す骨髄そのものの障害や、赤血球の元となる赤芽球の不調により起こる再生不良性なども存在する。

主な検査と診断

体の中で貧血が起こっているかどうかを検査する方法はいくつか存在します。代表的なものとしては、患者が訴える症状によって判断する方法です。そのほかの検査方法としては、実際に血液を採取して、その血液の中の成分に異常がないかどうかを検査する方法です。後者の場合は、ケースによっては検査結果が確定するまでに時間を要する場合があります。

主な治療方法

貧血の治療法は、食事療法・錠剤服用・注射・点滴と数多くの方法がある事が知られています。一般的な鉄欠乏による症状だと食事療法がポピュラーな方法であり、栄養バランスが取れて尚且つ鉄が多い食事にする事で、多くの患者が通常の血液数値へと改善します。卵・納豆・貝類・牛肉等が鉄分を多く含んでいますので、積極的に食べるようにしましょう。