HIV エイチアイブイ

初診に適した診療科目

HIVはどんな病気?

hivとは、ウイルスの一種であって、人間の性行為の時に感染した時に病気を引き起こす起因となるウイルスです。インフルエンザに似たような症状が出ます。感染したときに起こる潜伏期間は、2週間から数十年にかけてであって、発症までの潜伏期間の幅が広いです。典型的な病気の症状として、39度以上の高熱を伴って、左右のリンパ節の腫れの症状が出ます。

主な症状

hiv に感染すると2~8週間程で、ほとんどの人に何らかの症状がでます。なぜかというと、ウイルスが体内で急に増えるため、一時的に反応がでます。一般的な現象は、インフルエンザに似ています。最も多いものは発熱で、39度 を超えることもあります。次に多いものは、リンパ節の腫脹や咽頭炎・発疹 です。発疹は顔や手・足底などに出現することが多いです。

主な原因

hivの感染原因は主に感染者の体液に接触することによります。感染経路は大まかに言って以下の3つに分けられます。一つ目は性行為の際に感染者の精液等の性分泌液に接触すること、二つ目は注射針などを共有するなどして感染者の血液に接触すること、三つ目は母子感染により母から子に感染する経路です。母子感染には、妊娠中に感染する場合と出産時に感染する場合、更には出産後に授乳などにより感染する場合が考えられます。

主な検査と診断

hivに感染しているかどうかの検査は全国の保健所で匿名、無料でうけることができます。また、日本赤十字社による献血で採取された血液からもウイルス感染の有無を調べるために検査が行われています。検査方法は採血による抗体スクリーニング検査が一般的ですが、より感度の高いNAT検査を行う検査機関が増えています。結果は約一週間程度で判明しますが最近では30分程度で判明する即日検査の普及が進んでいます。

主な治療方法

hiv治療法は以前は不治の病と呼ばれていましたが、現在では完治はしないものの通常の生活を送れるような薬が開発されています。一つの薬を一生飲み続ける治療ではなく、複数の薬を同時併用する治療が一般的であり、ウイルスの増殖を防ぐ事が行われます。なお、複数の薬を飲む事で副作用が懸念される場合もありますので、医師と十分に話し合って飲む薬を決めた方が良いでしょう。