舌小帯短縮症ゼツショウタイタンシュクショウ

舌小帯短縮症はどんな病気?
舌小帯短縮症は、舌の裏にあるひだが短い影響で舌が口から出なかったり、発音が難しくなってしまう病気です。哺乳にも影響があるので早急な対策が必要とも考えられていましたが、こうした哺乳や発音に対して影響し、障害まで発達するケースはほとんどないことが現代医術ではわかっています。万が一発症しても治療法が確立していますので安心して手術が出来るようになっているのです。


舌小帯短縮症の症状
舌小帯短縮症とは、舌の裏側についている舌小帯が生まれつき短かったり、舌の先端についていたりする症状を示す病気のことです。舌小帯の短縮の程度には大きく分けて三つあります。軽度では、他と比べて比較的日常生活への影響は少ないです。しかし、中等度や重度の場合には、舌が正常な位置まで動かないので発音や嚥下に支障をきたす場合が多いです。

舌小帯短縮症の原因
舌小帯短縮症の原因は遺伝です。しかも優性遺伝です。優性遺伝なので、両親のどちらかがこの異常を持っている場合、子どもには必ず遺伝します。この特性のため、日本人は多かれ少なかれ舌にこうした症状を持っていると言えます。上記のような遺伝的な特性により、胎児期に舌と下顎の粘膜がうまく分離せず、生後においても舌が萎縮してしまうため発症します。

舌小帯短縮症の検査と診断
舌小帯短縮症の検査方法について説明します。一般的には、舌を上にあげた時に舌下面の真ん中に舌の奥から先の方に向かって筋状にみられる舌小帯が、舌の先までつながっており舌を前に突き出した時に舌の先の方がハート型になっているかどうかを調べます。また、舌先を上あごにつけたり、口の横につけたりできるかを調べることで、病気の進行度も検査できます。

舌小帯短縮症の治療方法
舌先を上の前歯の裏や口の横に付けることができれば舌小帯短縮症の症状は軽度であり、発音や接触機能に障害があることが少ないので、あまり治療の対象にはなりません。症状が大きい場合は、現状の把握と将来起こりうる障害の予測によって治療法を決めます。そして、症状が重度の場合は、舌小帯切除術(延長術)を検討します。手術は比較的簡単で、年齢的な制限もありませんが、成人の場合、術前と術後の挙上訓練が必要です。

舌小帯短縮症の初診に適した診療科目

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