歯性上顎洞炎シセイジョウガクドウエン

歯性上顎洞炎はどんな病気?
歯性上顎洞炎とは、虫歯や歯周炎などから炎症が、上顎洞に達することで発症します。主な原因は、虫歯や歯周炎を長期に渡り放置していることで、細菌が上顎洞に入ることによるものです。症状としては、急性に起こるものと慢性的に起こるもので違いがあり、歯の痛みに加え、嫌な臭いのする鼻汁があります。慢性のものに関しては痛みが少ないです。


歯性上顎洞炎の症状
歯性上顎洞炎は上顎の第二小臼歯、第一・第二大臼歯の歯根と上顎洞が隣接しているため、これらの歯が虫歯になり歯周病が進み、歯根が溶け始めると炎症を起こします。症状のある方の頬が重く感じることがあり、黄色い鼻水が出ます。患者の多くは最初に耳鼻科を受診し、薬を処方してもらいそれの飲み続けますが、それでも効果が見られない時は本症を疑うことが出来ます。

歯性上顎洞炎の原因
歯性上顎洞炎の原因は、奥歯の虫歯で約全体の10パーセントから20パーセントで、残りは鼻の粘膜の炎症となっています。虫歯や歯周炎を長期間のあいだ治療せずに放置していると、細菌が炎症を起こします。黄色ブドウ球菌がもっとも多く、大腸菌・連鎖球菌やでも起こりえます。歯では第一大臼歯(奥歯)が最もになりやすく箇所で、次いで第二小臼歯、第二大臼歯の順となりま す。

歯性上顎洞炎の検査と診断
歯性上顎洞炎はその名の通り歯周炎や虫歯など口腔側からの炎症が上顎洞に達し炎症を引き起こすもので鼻腔から上顎洞炎症に発展する副鼻腔炎とは由来が異なります。ですから検査は口腔側からのアプローチが中心となります。検査方法としては上顎の奥歯に進行した虫歯がある場合、軽くその歯を叩く事により痛みが頬の奥に響いてゆく感覚が出るので分かります。確実なのはX線撮影で、該当部位に陰影が生じていれば間違いありません。

歯性上顎洞炎の治療方法
歯科に通って虫歯治療と上顎洞炎を受けることで、歯性上顎洞炎を治すことが出来ます。上顎洞に溜まった膿を洗い流すために、抗菌剤の投与を受ける必要があります。膿を全て取り除く事が出来るので、上顎洞炎の症状の進行をストップさせる事が出来ます。異常がある歯は、歯科医に抜歯してもらうことで取り除く事が出来ます。患部に針を刺して膿を洗浄する治療法もあります。

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