構音障害 コウオンショウガイ

初診に適した診療科目

構音障害はどんな病気?

構音障害とは発音を正確に出す事が難しいことを言いい、生まれつきや病気などの2次障害でなることもありますが、病院などのリハビリで治ることもあります。子供の場合成長さにばらつきがあり、構音を完成させるまでに時間がかかる子もいるので、焦りは禁物です。また第三者から発音のせいでからかわれたり、いじめにあうケースもあるので注意が必要です。似たような病気に発声障害があります。

主な症状

構音障害になると、次の症状が引き起こされるようです。発生や発話がうまく行えなくなってしまうことが多く、話している内容は至極まともであるにもかかわらず、ろれつが回っていない、発話や単語に適切な発音がなされていない、などが起こります。例えば、「ガッコウ(学校)」という単語を明確に示して話すことはできますが、「ダッコウ」といった発音になってしまいます。

主な原因

構音障害は、発音が正しく行うことができない症状です。この障害は原因により分類される病気です。音声器官における、形態上の異常による発音上の障害。音声器官の運動機能障害による発話障害。聴覚の障害により、二次的な発音上の障害。また、それ以外に、上記の要因ではなく、医学的に理由がわからない本態性の発音の障害があります。理由はそれぞれ、障害がそうです。

主な検査と診断

構音障害の検査方法では、聴力検査や動作検査などを実施します。聴力検査によって、耳にトラブルがないかどうかをチェックします。また、口や喉を調べ、問題の原因を探ります。さらに、実際に発音する際の口などの動作を観察します。舌や口、喉などの動きを見て、この障害の問題を調べます。こうした検査の総合判断で、障害の原因が分かってきます。

主な治療方法

構音障害における治療法には、手術によるものや装具による治療、言語聴覚士による言語訓練があります。手術では異常のある部分を修復することで、装具による治療は、症状によりスピーチエイドや軟口蓋挙上装置を使用して治療します。言語聴覚士による場合には、呼吸訓練のために正しい姿勢を指導したり、空気を急に吸ったり、息を止めたり、吐いたりする時間を延ばすための訓練を行います。