今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け!今回は『ホワイトニングの費用対効果が優れているのはどこの施設?』をご紹介させて頂きます。

健康的な笑顔には、真っ白な透明感のある歯が大切です。ご自身の口元を鏡でじっくり見た際に、ホワイトニングをしてみようかなとお考えの方もいらっしゃると思います。ホワイトニング自体は、施術を受ける方が増加傾向にあり、以前は、女性の比較的若い年代の方が多かったのですが、営業職の男性など様々な年代の男女に増加しています。
ホワイトニングといえば、保険適応外であるため、どれくらいの費用なのか、効果はどれくらいかなど、様々なリサーチしておくことが重要ですね。より効果的で費用対効果も優れた施設を選択しましょう。

ホワイトニングができるのはどこ?

歯のホワイトニングを行うことができるのは、歯科医院やホワイトニングを専門に行っているデンタルエステサロンがあります。歯科医院であっても、ホワイトニングは、保険適用外であることから、歯科医院によってその価格はバラバラです。となると、より効果的で、ホワイトニングが上手なところを選ぶことが大切になってきます。

かかりつけ歯科はホワイトニングを行っていますか?

先ほど、ホワイトニングは歯科医院とデンタルエステサロンで受けることができるのは、ご紹介しました。
虫歯や歯周病など一般的な歯科治療とは異なり、ホワイトニングは保険適用外の自由診療と呼ばれる項目です。そのため、歯科医院によっては、行っていないところもあります。
まずは、現在通っていらっしゃる歯科医院でホワイトニングが可能かをご相談してみましょう。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングとは

ホワイトニングには、大きくわけて2種類の方法があります。
まず、1つ目はオフィスホワイトニングです。歯科医院で行うホワイトニングをオフィスホワイトニングと呼びます。
歯科医師や、歯科衛生士により、漂白作用のある薬剤(過酸化水素がメイン)のものを歯に塗布し、光照射を行います。1回で、高い効果を実感することができますが、施術後、数か月経つと、元の色合いに徐々に戻っていきます。
もう1つの方法は、ホームホワイトニングと呼ばれる、ご自宅で行うホワイトニングです。この方法は、まず歯科医院に来院し、歯型を取ります。その歯型をもとに、マウスピースを作製します。歯科医院で、ご自宅で使用できる薬剤を購入し、マウスピースに注入し、一定時間装着します。効果は、オフィスホワイトニングと比べると徐々に実感できる程度ですが、継続した利用により、白い色の持続期間を長く保つことができます。
また、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法をデュアルホワイトニングと呼びます。この方法は、歯科医院でオフィスホワイトニングを行い理想的な色合いになったところに追加して、ご自宅でホームホワイトニングを行うことで、理想的な歯の色合いをもっとも長く保つことができます。

ホワイトニングのコスパがよいのはどの施設?

ホワイトニングは、歯科医院とデンタルエステサロンでおこなうことができますが、保険治療ではないので、それぞれの施設でお値段を設定することができます。

では、歯科医院やデンタルエステサロンのどちらがコスパがよいといえるでしょうか?

基本的に歯に薬剤を使用した施術をすることは、法律で歯科医師や歯科衛生士に限られています。そのため、歯科医師や、歯科衛生士が不在のデンタルエステサロンでは、スタッフさんから、薬剤や機材の使用方法を教えてもらい、ご自身で施術を行うことになります。しかし、使用する薬剤は、歯科医師の指導のもとで使用するものよりは、効果が劣るのが現状です。

お勧めはホワイトニング専門の歯科医院

歯科医院の中でも、ホワイトニングのみを専門に行っているところや、ホームページなどを確認し、ホワイトニングに注力していることがわかる歯科医院は、比較的安価であっても、レベルの高い施術を受けることができます。なぜなら、虫歯や歯周病などの一般的な歯科治療をメインに行っている歯科医院と比べて、ホワイトニング目的の患者様が多いということは、機材や薬剤を多くし入れることで、患者様1人当たりにかかる経費を抑えることができるからです。患者様が多いということは、歯科医師の担当している症例数も多いということです。歯科医師の経験値も高いということは、よりレベルの高い施術を受けることを期待できます。

歯科医院でのホワイトニングをお勧めする3つの理由

1つ目:の理由は、高い効果を期待できる薬剤の使用です。歯科医院で行うオフィスホワイトニングでは、歯の漂白成分として、「過酸化水素」を高濃度で使用するため、個人差はありますが、1度の施術で効果を実感できることが多いです。

2つ目:の理由は、知覚過敏症状への対策ができることです。ホワイトニングのやりすぎにより、歯に冷たいものや風がしみやすくなったというように、知覚過敏が起きてしまう方がいらっしぃます。歯の色は理想的でも、不快な症状が出てしまったら、日常生活に支障が出てしまいます。歯科医院での施術では、オフィスホワイトニングに関して、期間や頻度を管理して行うことで、知覚過敏などの症状が出ないように注意して行うことができます。各回の施術の際にも、エアーを当てて、症状を専門家の視点から確認するので安心です。

3つ目:の理由は、お口全体の歯の色合いをそろえることができることです。せっかく、ホワイトイングを行っても、ある部分だけ色が変わらなかった!!という残念なことになってしまったら大変です。歯の神経を抜いてある歯(失活歯)や、かぶせ物を行っている歯、部分的にレジンを充填している歯は、ホワイトニングの薬剤で天然歯と同様の色の変化が期待できません。その場合には、かぶせ物を作り替えたり、失活歯用のホワイトニングを実施することで、お口全体の歯の色合いをそろえることができます。

ホワイトニングが得意な歯科医院の見つけ方

ホワイトニングを専門にしている歯科医院は、コスパが良いこと、症例数が多いことから、歯科医師の技術力が高いことは先にお伝えしました。
では、ご自宅の近くにホワイトニングを専門とした歯科医院がない場合には、どのような基準をもとに、ホワイトニングを得意とした歯科医院を見つけるとよいでしょうか。
歯科衛生士の資格に「ホワイトニングコーディネーター」という資格があります。ホワイトニングコーディネーターは、認定歯科衛生士の資格のひとつとして、2007年に資格制度が開始された比較的新しい制度です。歯や口元の美しさを目的とした学術団体である日本歯科審美学会による認定のため、歯科業界の中では、信頼度の高い資格の1つと言えます。すでに、国内には1万人以上のホワイトニングコーディネーターがいるため、お近くの歯科医院にもいらっしゃるかもしれません。

まとめ

ホワイトニングは、保険適用外のため、施設によって価格設定が異なります。
キャンペーン価格など、安さのみで選択してしまうと、効果が実感できないこともあります。安全に、効果の高い施術を受けるためには、ホワイトニングを専門とした歯科医院に通うことをおすすめします。お近くにホワイトニング専門の歯科医院がない場合でも、実は現在通っていらっしゃる歯科医院には、ホワイトニングコーディネーターの資格をお持ちの歯科衛生士さんがいらっしゃるかもしれません。より効果的で費用対効果も優れた治療方法を選択するために、まずはご自身の近くの歯科医院のリサーチを行ってみましょう。

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