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title: "カビが原因！「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん」の症状など"
description: "今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け！今回は『カビが原因！「脂漏性皮膚炎」の症状など』をご紹介させて頂きます。 「赤ちゃん」や「中年男性」に多い皮膚病 近ごろ、頭皮がかゆい、フ […]"
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date_published: "2020-04-15T18:50:14+09:00"
date_modified: "2022-10-03T17:02:25+09:00"
categories:
  - "皮膚科"
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author: "ホスピタ編集部"
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# カビが原因！「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん」の症状など

> 今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け！今回は『カビが原因！「脂漏性皮膚炎」の症状など』をご紹介させて頂きます。 「赤ちゃん」や「中年男性」に多い皮膚病 近ごろ、頭皮がかゆい、フ […]

今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け！  
今回は『カビが原因！「脂漏性皮膚炎」の症状など』をご紹介させて頂きます。

## 「赤ちゃん」や「中年男性」に多い皮膚病

近ごろ、頭皮がかゆい、フケの量が多くなったと感じているなら、それは「脂漏性（しろうせい）皮膚炎」という皮膚の病気かもしれません。脂漏性皮膚炎は、30歳以降の成人にみられる皮膚炎です。患者の男女比は「約2〜3：1」と、男性にやや多く発症する傾向があります。

頭皮や顔面など「皮脂（皮脂腺から分泌され、皮膚の保護や保湿に役立つ成分）」が分泌されやすい箇所に、赤みやかゆみといった症状があらわれます。また、「脂漏性皮膚炎」は、生後3ヶ月以降の赤ちゃんにも発症しやすい病気です。

![](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2018/08/653716-300x300.jpg)その場合、成人と区別するため「乳児脂漏性皮膚炎」あるいは「新生児頭部皮膚炎」と呼ぶこともあります。頭皮、顔、髪の生え際、耳の周囲などが赤くなっていないか、ママやパパは赤ちゃんの様子を日頃から確認することが大事です。

## 顔や頭皮などに「かゆみ」や「フケ」

脂漏性皮膚炎の症状は、  
（1）地肌の赤み  
（2）かゆみ  
（3）赤や黄色の発疹  
（4）皮膚の乾燥、あるいは脂っぽさ  
（5）皮膚のクズ（鱗屑）やフケ  
（6）厚いかさぶた  
などが特徴です。赤ちゃんの場合は、「乳痂（にゅうか）」と呼ばれる黄色っぽいベタベタしたかさぶたが、頭皮や額などに見られます。

これらの症状は、体のなかで、皮脂腺（皮脂を分泌する器官）が多く、皮脂の分泌が活発な部分にあらわれます。頭皮、額（特に髪の生え際）、Tゾーン（額から鼻先にかけての範囲）、鼻とその周囲、耳の裏、胸、脇の下に多く発症します。

赤ちゃんの場合は、自然に症状が落ち着くことがありますが、成人患者は慢性化するケースが目立ちます。自然治癒はほとんど期待できないため、「皮膚科」を受診し、専門医による治療が必要です。

## 原因は「マラセチア菌」というカビ！

脂漏性皮膚炎の発症は、おもに、皮膚のなかで「マラセチア菌」という真菌（カビ）が過剰に増えることで発症します。マラセチア菌は、皮膚を好む常在菌（普段から人間の体に住み着いている菌）の一種です。皮脂を栄養とし、皮脂の分泌量が多いと増殖します。脂漏性皮膚炎が男性に多いのは、男性ホルモンが皮脂の分泌を促進する働きがあるためです。

![](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2018/08/653754-300x300.jpg)皮脂を取り込んだマラセチア菌は、「遊離脂肪酸」という脂肪分を作り出します。そして、遊離脂肪酸が皮膚に刺激を与えて、かゆみやフケなどの症状を引き起こしています。また、ストレス、食生活の乱れ、睡眠不足、ビタミンBの不足、ホルモンバランスの乱れなども原因に挙げられます。そのため、別名「肌の生活習慣病」とも呼ばれています。

## 治療が「長引くこと」もある

脂漏性皮膚炎は、放置しておくと症状がひどくなり、そのまま慢性化する恐れがある皮膚病です。自然治癒が期待できないため、すみやかに「皮膚科」を受診し、診断が確定したら、適切な治療をはじめましょう。再発しやすい病気のため、完治までしっかり治療することが大事です。

治療には、薬物療法を行うのが一般的です。症状にあわせて、  
（1）ステロイド外用薬（おもに軟膏、頭皮はローション）  
（2）抗真菌薬  
（3）抗ヒスタミン薬（かゆみ止め）  
といった薬が処方されるでしょう。また、皮脂の分泌量を正常な状態に戻すために「ビタミン剤（ビタミンB）」の服用をすすめられることがあります。

日常生活では、患部を清潔に保つことが症状の緩和につながります。また、ビタミンを増やして皮脂を抑えるために、「緑黄色野菜を多めに摂取すること」を心がけましょう。症状の進行具合によっては、完治までに時間がかかることがあります。あせらず気長に治療を進めていくことが大事です。

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