今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け!
今回は『マリオネットラインが老け顔を作る!』をご紹介させて頂きます。
マリオネットラインってご存知ですか? ほうれい線ならわかるけど…。実はほうれい線より、マリオネットラインの方が老け顔になってしまうんですよ。今日はマリオネットラインを作る前にできることを考えました。
マリオネットラインとは
あのピノキオの顔を思い出してください。口からアゴにかけてのライン、あの操り人形の口のラインがマリオネットラインといいます。皆さんはほうれい線の方を気にしがちですが、ほうれい線ができてきたら、口の下の胡桃のようなライン、マリオネットライン、そして目の下のゴルゴラインと、顔のハリと重力のバランスによって、どんどんと老け顔へ突入してしまいます。鼻の横の毛穴の開きも、実はハリのなさからくるものなんですよ。
顔の中にある表情筋というものは、使っているようであまり使っていません。
特に仕事でうつむいて、ほとんど喋らず笑わず(当たり前かもしれませんが)、無表情で長時間いると、筋肉が動かないので、どんどん退化していきます。
そのため、毛穴が縦長に広がったり、ほうれい線が出てきたり、口角が下がり胡桃顎になってきたり、マリオネットラインが出てきたり、ふくよかなほっぺの方はブルドッグと呼ばれる顎のラインになってきたりします。そこまで行くには、かなりの年数が経っていますが、ああ、あの時にしておけば、ここまでならなかったのでは?と思えることもあります。今できることを確実にしておくことで、被害?は最小限に抑えられますよ。備えあれば憂いなしですね。
毎日表情筋を動かす
まずは予防から始めましょう。毎日できるとても簡単なことから。
1 笑う
2 口角をあげる
3 顔ストレッチ
1と2はどちらもニコニコ顏ですよね。笑いは脳にも美容にもいいんですよ。笑うことでストレスも発散でき、免疫力も高まるという研究もあります。嬉しい楽しい気持ちが脳や体にいい影響を与えます。TVを見てばかだなあと思いながらも、大きな声で笑うことがいいのです。友達とワハハと笑ったり、面白い本や面白い映画、youtubeで動物の動画を見たり、なんでもいいので、笑いを生活の中に取り入れてください。実は「笑い」は高度な人間にしかできないこと。笑いの感度をあげて毎日幸せに暮らすことを目標としてください。
あまり、笑ってはいけない時もありますよね。一人で電車に乗っているとか仕事をしているとか、そんな時は、意識して口角をあげます。口角をあげることで、顔の筋肉も使いますが、実は脳も勘違いして「あれ、楽しいのかな」と思うようです。何もしていない時に口角をあげる、これも訓練してみてください。
そして、お風呂上がりなど時間のある時にして欲しいのが顔ストレッチ。ネットなどにいろいろ出ていると思うので、参考にしていただいて、簡単なところでは、顔の具をキューッと真ん中にもっていく、大きく目を開いて口も開いてばあと解放、を繰り返します。あまり人に見られたくないストレッチです。お風呂やトイレでするのがいいかもしれません。
お手入れはとにかく保湿
基本は保湿です。乾燥しているとどんどん劣化していくので、保湿が重要ですが、ハリを保つコラーゲンなどを含んだ美容液やクリームなどがオススメです。また、顔のストレッチとともに、マッサージも行ってください。
基本は下から上へ
・ おでこも、くるくると下から上へ、最後はこめかみで止めます
・ 鼻は上から下、鼻の横は小鼻に沿って
・ ほおは口の横からこめかみに向かって3回、その後、耳の下へ流します
・ 耳の下からデコルテへ流します
・ 口の周りは下から鼻の下へくるっと回します
・ 目の周りは薬指で、目頭から目尻を上下行い、最後下まぶたの後はこめかみで止めます
簡単でいいので、わざわざマッサージと思うより、クリームを塗る時にこの要領で塗ると簡単です。
最近のニュースで綺麗な女優さんが、やっぱり医師の施術を受けていたのかと、「やっぱり感」が漂いました。女優さんでも来るものは来るのだなと思いました。私たちもなるべく来るものを遅らせられるように、地道に自己トレーニングいたしましょう。