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今回は『秋からの抜け毛対策は夏の間のヘアケア!!』をご紹介させて頂きます。

秋になると抜け毛が気になります。洗髪後の排水溝や、シャンプー時の指先、朝起きたときの枕、何気無く肩に落ちてくる気配で、抜け毛が多いなあと感じます。抜け毛は新陳代謝でもあるので仕方がないのですが、なるべくは抜け毛を減らしたいもの。夏のうちにできるヘアケアをご紹介いたします。

男性だけではない薄毛の悩み

最近は若い女性にも薄毛の悩みが増えています。極端なダイエットや、好き嫌いの多さ、コンビニ弁当、偏った食事などによる栄養不足で増えているようです。中年の女性も男性と同じで、男性ホルモンが増えると、髪が薄くなる傾向があります。自然のターンオーバーによる抜け毛は仕方がありませんが、それ以上に抜けるのはやはり避けたいもの。また、毛髪の数はそんなには減っていないのに、なぜか髪がぺしゃんこに見えたり。それは毛髪の力が弱っている証拠。毛穴に汚れが詰まったりして、生えてくる毛髪が細く弱っているのかも。特に夏がすぎ、秋口には抜け毛が多く見られます。夏のうちのケアで少しでも抜け毛を防ぎましょう。

スカルプシャンプーで毛穴のケアを

夏の間は汗や皮脂で、毛髪の毛穴はかなりのダメージを受けています。正常なターンオーバーであれば、抜けてもまた正しい毛髪が生えてくるのですが、ダメージを受けた毛穴では、次に生えてくる毛は細くて頼りないものになってしまうことも。そのせいで、全体的に髪が減ったような気になったりします。
老けて見える原因は肌そのものではなく、実は髪から受ける印象が強いものです。ヘアケアで、「老化」を防ぎましょう。
まずは汗や皮脂で傷んだ毛穴を綺麗にしましょう。それには、普通の毛髪用のシャンプーではなく、毛穴用のスカルプケアのシャンプーを選びます。
あまり泡立てなくてもよく、ゴシゴシ洗うのではなく、地肌を動かす感じで優しく洗います。夏の間は1週間に一度はスカルプケアシャンプーで洗うことをお勧めします。
また、スカルプヘアパックというものもあります。洗浄しながら、栄養成分を補ってくれます。これは1ヶ月に一度くらいでいいでしょう。
夏は毛髪というより毛穴のケアを中心にヘアケアをすることで、嫌な髪の臭いやベタベタ感が解消されます。

夏こそ美容院でお手入れを!!

夏なので、美容院でヘアカットしてもらうということはよくあると思いますが、反対にポニーテイルにしたら楽だし、涼しいからと美容院から遠ざかる方も。ポニーテイルは涼しげでいいのですが、ずっと結んでいると髪が蒸れたりするので、嫌な臭いが中でこもっていたりします。
髪の臭いは、すれ違いや、後ろを歩いている人、電車の周りの人にかなり臭います。自分ではなかなかわからないかもしれませんが、風で他の人に臭いが届いてしまいます。地肌ケアをして、臭いを取りましょう。
そこでお勧めなのが、夏こそ美容院でお手入れをしませんか? ヘアカットだけではなく、トリートメントやスパなどで、秋に向けて地肌を整えておくのが大切です。炭酸シャンプーや塩シャンプーというのもあります。目に見えて効果が出るものではありませんが、洗い上がりがさっぱりして気持ちがいいものです。秋になる前に一度美容院でお手入れを。

髪にいい食べ物は?

髪は基本タンパク質=アミノ酸でできています。良質なタンパク質を摂ることが基本です。反対に、刺激物=辛いものや甘いもの、油っこいもの、動物性脂肪(肉、卵、乳製品)の取りすぎは抜け毛の原因になってしまいます。それらを採ったときにはミネラルを多く含む食品を一緒に食べましょう。
例えば、海藻類(わかめ、昆布、のりなど)、そして玉ねぎ、ニラ、らっきょう、ネギ、生姜などの薬味と一緒に食べるといいそうです。
ダイエットなども抜け毛の原因になりますので、ふさふさの髪に憧れていたら、ダイエットはやめたほうが無難です。抜け毛対策には食生活を見直すことが大切です。

夏の間、食欲がないので、口当たりの良いものばかり食べていると、髪に栄養が行かなくて秋口からの抜け毛の可能性が。しっかりとバランスのとれた食事をとって、スカルプケアをして、抜け毛を防ぎましょう。