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title: "妊娠初期に摂取したい「葉酸」ってなに？"
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date_published: "2017-06-05T18:50:01+09:00"
date_modified: "2022-10-19T09:01:56+09:00"
categories:
  - "産婦人科"
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author: "ホスピタ編集部"
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# 妊娠初期に摂取したい「葉酸」ってなに？

> 今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け！今回は『妊娠初期に摂取したい「葉酸」ってなに？』をご紹介させて頂きます。 厚労省も推奨するビタミン 近年、妊娠期に必要とされる栄養素として […]

今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け！  
今回は『妊娠初期に摂取したい「葉酸」ってなに？』をご紹介させて頂きます。

## 厚労省も推奨するビタミン

近年、妊娠期に必要とされる栄養素として「葉酸」が注目されています。葉酸は1941年に、ホウレン草から発見された水溶性のビタミンB群の一種です。

細胞の増殖や臓器の形成に大きな役割を果たす栄養素で、特に妊娠初期（4週～12週）においては、胎児の発育を助ける効果があります。そのため、2002年4月からは母子手帳には葉酸の重要性が明記され、厚生労働省も妊婦の葉酸摂取を推奨しています。

## 先天の障害を防ぐために

胎児の細胞分裂がさかんに行われる妊娠初期は、脳や脊髄のもとになる「神経管」が作られ、そのあと日を追うごとに体が成長します。このとき葉酸は、胎児の細胞分裂を促進しています。

しかし、この時期に葉酸が不足すると、「二分脊椎症（運動障害や排泄機能に障害が起こる病気）」などの神経管閉鎖障害の発症リスクが高くなると言われています。そこで厚生労働省は、妊婦の葉酸を1日480μg（=0.4mg）摂ることを強く奨めています（非妊時の推奨量が240μgですから、2倍の摂取が必要です）。

![](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2017/05/722973-300x276.jpg)神経管の障害は、日本では出生児の1万人に対して約6人の割合で見られます。神経管閉鎖障害など先天異常の発症は、葉酸を摂取することで完全に予防ができるわけではありませんが、1日480μgの葉酸を摂取することで、発症リスクを大幅に低減させることが報告されています。

## 「緑黄色野菜」を多く食べましょう

葉酸の添加された食品やサプリメントもありますが、厚生労働省は、安易にサプリメントに頼らず、できるだけ食品から摂取することを呼びかけています。葉酸は、ほうれん草、ブロッコリー、グリーンアスパラガス、モロヘイヤ、春菊、高菜などの緑黄色野菜に多く含まれています。葉酸400μgを摂るには、ほうれん草なら約200g、1把分に相当します。

![](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2017/05/466906-300x300.jpg)ほかにも、レバー、豆類（ひよこ豆や枝豆など）、アボカド、いちご、マンゴーなど身近な食品に多く含まれています。しかし、葉酸の体内の蓄積性は低く、これらの食品をどれか毎日摂取することが必要です。

## 「生」で食べるか「スープ」にする

葉酸は加熱に弱い性質を持っています。調理で約50%が分解されるか、ゆで汁などに溶けてしまうため、調理には工夫が必要でしょう。野菜や果物から摂取するときは、生の状態で食べるか、スープなどにして、煮汁に溶け出した葉酸もいっしょに摂ると効果的です。

野菜をあまり食べない、外食が多いという人は、栄養バランスのよい食事を取る習慣をつけておきましょう。胎児の正常な発育や健康な母体のために、産婦人科の医師と相談し、葉酸の摂取量を気にかけることが大事です。
