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今回は『角質ケアの方法は3つ!』をご紹介させて頂きます。

ターンオーバーという言葉をよく聞きませんか? 古い角質が落ちお肌が生まれ変わって、新しい細胞が生まれることでバリア機能や保湿機能などの働きが生まれるというものです。今日はそのターンオーバーを促す角質ケアをご紹介いたします。

ターンオーバーの期間は人によって違う

すべての肌状態は、ターンオーバーの働きによって変わります。バリア機能は、体内からの水分蒸発や異物混入などを防ぎ、保湿機能は、お肌の水分を維持して肌の潤いを保ちます。
目に見える表皮のサイクルはだいたい6週間で生まれ変わり、肌の健康をキープしています。最初の4週間は表皮で核を持った細胞が生まれ、次々と形を変え、核のない角質細胞となり角質へと変わります。そしてその後2週間で、バリア機能や保湿機能などの働きをして、最後は垢となって剥がれ落ちます。これらは健康な肌の場合のサイクルです。
ここに、加齢や紫外線や食生活その他のダメージにより、そのサイクルの期間が乱れてきます。どんどんその期間が長くなることで、ダメージからの復活が難しくなるのです。反対に短くなることもあり、未成熟な細胞は、ちゃんとした機能をすることなく剥がれて落ちてしまうことも。
健やかな肌のためにはまずは自分のターンオーバーを正常な期間で回るようにするのが早道です。そのために角質ケアが手っ取り早いことも。

角質ケアとは?

古い角質を綺麗に取り除いて上げることで次の新しい健康な細胞を生むために、お肌にちょっとヘルプしてあげるといいのです。
例えば、透明テープなどを、腕に貼ってみて剥がすと、テープに白く跡が残りますね。あれが角質と言われています。テープで剥がすのはちょっと極端ですが、そんな風に角質をうまく除去してあげることで、お肌の角質ケアができます。
では角質ケアとはどういうことをすればいいのでしょうか? 簡単にいうと「洗顔」です。お肌の保湿でもそうですが、健やかな肌状態を保つのはすべて洗顔にかかっています。いい加減な洗顔では、お肌を逆に傷つけたりしてしまうのです。そして、いつもの洗顔にプラスすることで角質ケアができるという方法を3つご紹介いたします。

角質ケアの3つの方法!?

1 毎日のスキンケアに角質ケア化粧水を使う
2 酵素洗顔を週1回行う
3 ピーリング効果のあるものを月に1回行う

最近はW洗顔をしない方も増えていると思いますが、洗いすぎは禁物、しかし、ちゃんとメイクなど汚れは落ちているのかも実は重要。そこで、角質ケア化粧水で、汚れと角質をさっと落としてしまいましょう。今まで保湿乳液を使っている方には、こんなにさっぱりしてしまって大丈夫なのかな?と思われるかもしれません。しかし、ターンオーバーさえうまくいけば、自らの保湿機能が働くはずですので、化粧水で保湿するという考えではなく、美容液や乳液、クリームなどで保湿を心がけてください。化粧水では表面は潤いますが、表皮から水分を吸収することはできません。
そして2つ目、角質ケアでは酵素洗顔がいいのですが、毎日ゴシゴシしてしまっては、せっかく成長しかけた細胞まで取り除いてしまいますので、1週間に一度程度でいいでしょう。酵素洗顔というのは、パウダーになっているものが多く、水で泡立てて、優しく洗ってください。
3番目の角質の特別ケアとしては、ピーリングです。フルーツ酸の入ったものなどで、お肌を一旦リセット。パックや洗顔、エステなどで行うこともできます。こちらも、ターンオーバーが4〜6週間と考えると、多くても1ヶ月に1回と思ってください。たくさんやったから、肌に良いというわけではありません。

角質ケアで、赤ちゃんのような肌を取り戻したいですよね。保湿も、毛穴の開きも、シワもシミも、すべて実はターンオーバーのバリア機能や保湿機能の低下によるもの。地道な洗顔で、すべすべお肌を取り戻しましょう。