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今回は『すぐにでも対処すべき年代別毛穴の悩み-その原因と解決方法!』をご紹介させて頂きます。

年齢に関係なく、毛穴に悩んでいる方多いんですよね。若い方だと、汗や皮脂で毛穴が開いてしまい黒ずんでいる。年齢肌になると、毛穴がなんだか縦長になってきた、乾燥肌なのにTゾーンは毛穴が目立ってきた。そんな年代別の毛穴の悩みにお答えいたします!

毛穴が目立つわけ

年齢に関係なく肌悩みとして多いのが毛穴の悩みです。毛穴の悩みのタイプも、開いている毛穴、詰まっている毛穴、たるんでいる毛穴と症状は様々ですが、目立つ毛穴の構造は共通することがわかっているそうです。それは構造がすり鉢状になっているせいなのです。大きくえぐられた毛穴に影ができ余計大きく見えているのです。これはなんらかの原因でターンオーバーがうまく行われていないせいで、角質の細胞異常が起こってしまっているのです。
毛穴が目立つ人は、皮脂量、中でもオレイン酸などの不飽和遊離酸が多いということが判明したそうです(資生堂調べ)。
この酸はキメを乱し、荒れた不完全な細胞を増殖させるようです。毛穴を目立たなくするには、まず、このキメを取り戻して、正常なターンオーバーに改善することです。まずはスキンケアをじっくり見直すことが大切です。
悩み別の毛穴ケアをご紹介。

若い方に多い開いている毛穴

若いときは特に皮脂がどんどん分泌されて毛穴が知らないうちに大きくなっていることがあります。特に鼻の頭などに多く見られます。個人差がありますが、思春期は男性ホルモンの分泌が増え、これが原因で皮脂分泌が多くなります。また、糖分や脂肪分の多い食事を好んだり、アルコールの摂取過剰などが原因になることもあります。夏は特に気温のせいで皮脂の分泌量も多くなります。今のうちにできる対策はしておいた方がいいでしょう。
対策の一番は正しい洗顔です。でも、洗顔しすぎもいけません。肌が皮脂不足と思って余計に皮脂を分泌してしまうことも。また、ゴシゴシ洗いも禁止です。洗いすぎでバリア機能の低下を招いたりします。そのせいで雑菌が繁殖しニキビができやすくなったりします。洗顔後はスキンケアの最後に肌を引き締め毛穴を目立たなくする収れん化粧水などで、パッティングするのが効果的です。必ずスキンケアの最後に行ってください。
また、食事面も大切です。皮脂分泌を調節するといわれているビタミンB2、B6、ローヤルゼリーなどがオススメ(バナナが取りやすいかも)。その他、糖代謝を進めるビタミンB1(豚肉、枝豆)、ターンオーバーを整えるビタミンA、βカロテン(うなぎ、にんじん、かぼちゃ)などを積極的に取り入れてみてください。

詰まった毛穴、黒っぽい毛穴

角栓が詰まった状態の毛穴、最初は白っぽい色をしていますが、汚れも混じって黒くなり、触るとザラザラした感触になってきます。こういう状態では自然に治ることはありません。お手入れが必要です。
開いている毛穴の方同様、洗顔とスキンケアは同じですが、そこに角栓を取るケアが必要です。
よく、自分の指先や爪で角栓を押し出したり、剥がすパックで角栓を取り除こうという方がいらっしゃいますが、余計に角層にダメージを与えるので、やめましょう。
まずは、専用のオイルで溶かして角栓を取る方法。オイルで軽くマッサージしあす。洗顔用のオイルクレンジングではありません。これでぐりぐりしては、肌にダメージを与えてしまいます。専用のオイルを使います。
また、角栓の原因となる古い角質細胞をケアする、スクラブ入りの洗顔料や、ナチュラルピーリング、フルーツ酸などの入った洗顔料がオススメです。角栓は5日前後で再生すると言われているので、1週間に一度程度のお手入れで。やりすぎは禁物です。

細長い毛穴、たるみ毛穴

年齢肌ともいえますが、ほおのあたりの毛穴がハリがなくなると緩んで目立つようになってきます。毛穴だけを見るのではなく、肌全体のハリをアップさせましょう。まずは、スキンケアでは、保湿を。そして、適度なマッサージ。表情筋を鍛えるために、フェイスエクスサイズも効果的です。口角をあげるだけでも鍛えられます。そして、スキンケアの最後は収れん化粧水でパッティング。

いかがですか? 毛穴の悩みは年代を超えて女性の肌悩み。日々のスキンケアと、正しい食事が重要です。きちんとしたスキンケアで肌の正しいターンオーバーを取り戻し、毛穴レスの肌に!