今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け! 今回は『誰でもチャレンジしやすい!チアシードダイエット!』をご紹介させて頂きます。

チアシードは、海外セレブが飲んでいることで急激に人気が出ました。チアシード入りの飲み物なんかも大分増えましたし、美容やダイエットにいいのはなんとなく知っていますが、どういった効能や飲み方がいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。今回はそんなチアシードダイエットについて紹介したいと思います。
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チアシードって何?

正式には「サルビア・ヒスパニカ」という植物の種子のことをいいます。メキシコ原産の植物ですが、メキシコの言葉でチアは「力」という意味を持つので、力の種「チアシード」と呼ばれています。「大さじ一杯のチアシードで一日生きていくことができる」と言われるほどの栄養があるスーパーフードなのです。

今注目の「オメガ3脂肪酸」

オメガ3脂肪酸は青魚に多く含まれている成分で、体内に入るとDHA・EPAと呼ばれる成分に変換されるのですが、細胞が正しく機能するために必要不可欠な栄養素なのです。美容効果に関しては大きく3つで、ダイエット効果・美肌効果・免疫力アップに貢献してくれます。特に、肌に欠かせない保湿成分の「セラミド」を生成するため、乾燥肌の方などは積極的に摂取するといいでしょう。また、血中の中性脂肪やコレステロール量の調整をサポートする働きがあり、代謝を促して脂肪を燃えやすくしてくれるためダイエット効果も期待が高いです。
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グルコマンナンやアミノ酸も豊富

チアシードにはあのこんにゃくゼリーで有名なグルコマンナンが含まれています。チアシードを水につけると、周りに透明のゼリー状の膜がはりますよね。それがグルコマンナンです。グルコマンナンを摂取することで、便秘の解消にもつながりますし、この成分のおかげで少しの食事量で満腹感を得られることもできます。さらに、チアシードには身体の生成に欠かせないアミノ酸が8種類も含まれています。アミノ酸を豊富に摂取することで、お肌の潤いやキメ・ハリ、髪の毛の潤いも保つ効果も期待されているのです。

チアシードダイエットはどうやるの?

一番効果が出るのは置き換えダイエットという声が大きいようです。時間は排泄を促す朝食を、チアシードドリンクに置き換えるといいでしょう。スムージーに入れて飲んだりすると腹持ちもよくおいしいのでおすすめです。しかし、本来のチアシードダイエットは、5グラム程度のチアシードを食前に摂って、食事の全体量を減らしていくというやり方が元祖です。どちらを試すかは好みや自分にとってのやりやすさで決めていくといいかと思います。

注意点

【水に12時間浸ける】
チアシードは、本来12時間水に浸けておくことが大事だそうです。そのまま食べてもダメということではないですが、水に浸ける方が効果はあがるのだそうです。
12時間ということは、明日飲むには今日のうちから浸けておかなければいけません。12時間も待てない!という場合は最低でも10分は待ちましょう。浸ける水の量は、チアシードの10倍を目安です。
【お湯は厳禁】
チアシードに含まれるオメガ3脂肪酸は油なので、熱に弱く酸化しやすいです。せっかくのオメガ3脂肪酸の効果が薄れてしまうので、温かい飲み物に混ぜるのではなく、冷たい・もしくは常温の飲み物に混ぜるようにしましょう。

【一日の摂取は大さじ1杯にとどめる】
大さじ一杯で一日生きれちゃうほどの栄養素です。想像通り、カロリーも低いわけではありません。飲みすぎは返って太る素なので、1日の摂取量は多くて大さじ1杯にとどめましょう。
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黒いのと白いのの違いはあるの?

ブラックチアシードとホワイトチアシードだと、白い方が若干値段も高くなっており、白いほうが人気なのです。なぜかというと、膨張率が違うからです。
黒は水に戻すと8~10倍の膨張率ですが、白は10~14倍の膨張率ですので、白の方が食べたときの満腹感が違うんですね。ただ黒いほうが食物繊維が多く含まれているので、どっちを選ぶかは好みでいいでしょう。食物繊維をとるか、膨張率をとるか、です。

噛んだほうがいい?

ゴマと違って、チアシードは殻が栄養の吸収を阻むと言うことはないので絶対かまなきゃいけないわけではありません。
ただ、噛んだほうが吸収率があがるので、チアシードの説明書などには噛んで食べることが推奨してあります。

まとめ

早い人だと1ヶ月程度で効果が出るようです。ただ、ダイエットの要は「体質改善」なので、2~3ヶ月を目安にやってみることをオススメします。あまり急激なダイエットは、体調不良や肌荒れ、リバウンドなどを引き起こしてしまうので、どんなダイエットもやっぱり1~3ヶ月は見て行いたいですね。チアシードダイエットは、チャレンジしやすいダイエット法です。