今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け! 今回は『顔にできるシミの原因と対策方法』をご紹介させて頂きます。
気付いたら目立つところにシミが…。ちょっと前までは無かったのになんで!?もうご存知かと思いますが、年齢と共にお肌の状態は刻一刻と変化していきます。これから紫外線が多くなる季節に向けて、今からできる対策をしましょう!
シミができるのはなぜ?
太陽光の中に含まれる紫外線は、肌内部にある色素を形成する細胞を刺激します。この細胞が刺激されるとメラニン色素を作り出してしまい、肌の色を黒くしてしまうのです。また紫外線だけではなく、ニキビや傷跡などの炎症によっても色素細胞は刺激されますし、洗顔後ゴシゴシ擦るクセがある方もそのせいで色素沈着を起こすこともあります。ストレスや寝不足、加齢などで代謝が落ちると肌は上手く再生できず、シミとしてメラニンが残ってしまうと言うわけです。
シミの種類を知ろう!
一般的に「シミ」と言われているものは肝斑や老人性色素斑、光老化性色素斑です。額や頬、口や目の周りに左右対称に現れるのが特徴で、老化による皮膚の変化や乾燥、ストレス、睡眠不足が原因でできてしまいます。また、日焼け後のお手入れを怠っていた人にも現れやすくなります。 次に ソバカスですが、もともとの体質というのもあり、子供の頃からある人が多いです。紫外線を浴び日焼けをしてしまうと、ソバカスが濃くなったり数が増えたりすることもあります。 そして、ニキビ跡や肌荒れの跡、アトピーなどの炎症の跡などのシミは「炎症性色素沈着 」と言われています。日焼けや活性酸素によって細胞が刺激を受けるため、多くのメラニンを生成し、色素沈着としてお肌にできるシミです。
日焼け止めの効果的な使い方
シミを防ぐためには何より紫外線対策が重要ですが、その中でも一番手軽なのが日焼け止めでしょう。日焼け止めにはSPFやPAで表される効果の高さがありますが、日常的に使用するのであればあまり強いものではなく、SPFは20くらい、PAは++くらいのものを選んでおくと肌に負担もかけません。しかし夏場など気温が高いところでは汗や皮脂で成分が流れてしまうことが考えられますので、肌に優しい日焼け止めをまめに塗り直すのが一番効果的です。メイクをしている時でも上から重ねてパウダーをはたけば問題ありませんし、スプレータイプのものを使うのも楽ですよ。
シミの予防や目立たなくするにはどうしたらいいの
美白用の化粧水やサプリメントなど、シミ対策のアイテムは沢山販売されていますが、シミを予防したり今できているシミを目立たなくするには、ビタミンCが有効だと言われています。ビタミンCはメラニン色素を抑制し、できてしまったシミにも効果を発揮してくれます。そしてお肌の健康を守って代謝を促すために、保湿をしっかりして常に肌を潤わせておくこともシミを目立なくするためには大切なポイントなのです。シミはこうしたらすぐに目立たなくなる!というわけではありませんが、毎日コツコツと努力をしていくことで思う様な効果が見えてくるでしょう。
まとめ
シミはできる原因も、対策方法も様々です。様々な対策方法がありますが、対策をしていないせいでうっかりできてしまった!とならないように、自分の生活や肌の状態にあったケアを続けて、綺麗で健康的なお肌を目指してくださいね。これまでにどのようなケアをしても思うような効果がなかったと言う人は、そのケア方法は合っていなかっただけなのです。必ず自分に合う方法がありますので、根気よくお手入れをしていきましょう。