今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け! 今回は『自分に合った頭皮ケアシャンプー』をご紹介させて頂きます。
沢山販売されているシャンプーも、頭皮の状態によって合う合わないがあります。自分に合うシャンプーとは?どんなシャンプーがあるの?頭皮のトラブルを防ぐために、シャンプーの選び方を確認していきましょう。
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■シャンプーをする前に

自分に合うどんなに良いシャンプーを使用しても、シャンプーの仕方が間違っていては意味がありません。まず頭皮をしっかりとお湯で流し髪の毛を濡らします。そしてシャンプーを手にとりますが、この時にシャンプーを髪の毛に付ける人がいます。これは間違ったシャンプーの付け方で、頭皮に直接塗布していくように付けるのが正しい方法です。また、シャンプー沢山つけて泡をモコモコと立たせる方がいらっしゃるのですが、頭皮の汚れは泡では落ちません。頭皮の汚れというのは、指の腹でマッサージするように軽く力を入れてこすり落としていきます。この時に爪をたててゴシゴシ洗わないようにしましょう。頭皮が傷いて乾燥しフケの原因になったり、薄毛などのトラブルの原因となったりしますので注意が必要です。頭皮の汚れ具合によっては泡が立ちにくい場合もあります。そんな時はかるく頭皮ももみ洗いしてすすいでから、またシャンプーをつけるようにしましょう。そうするといったん汚れが軽く落ちますのでシャンプーがしやすいです。シャンプーは指の腹を使い、適度な力で洗っていくことが大切です。髪の毛は、ほぼ触らなくても泡で、汚れは落ちていきます。いくら自分に合う良いシャンプーを使用ても、正しいシャンプーの仕方ができていないと、頭皮に対して良いケアはできませんので、しっかりと覚えておきましょう。

■頭皮が乾燥でカサカサする方は・・

寒い季節は特に空気が乾燥しやすく、お肌も乾燥しがちになります。頭皮も髪が生えているとわかりにくいですが、同じように乾燥しかゆみやフケなどのトラブルを引き起こしてしまうこともあるでしょう。そんな時は「さっぱり」「すっきり」など洗浄能力が高いことを謳ったシャンプーではなく、優しい洗いあがりをアピールしているものや、植物由来のオイルなど乾燥を防ぐ成分が配合されたものがオススメです。またカサカサと同時に湿疹などができてしまった場合は早めに病院に行き、薬用のシャンプーを使うようにしてみてくださいね。
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皮脂が多くてべたつく方は・・

夜寝る前や朝シャワーで髪を洗っているのに、夕方にはなんだか髪や頭皮が重たい感じがする…。汗や皮脂の分泌が多く頭皮がべたつきやすい方は、洗浄能力の高いシャンプーを選んでみましょう。毛穴の汚れをしっかり落とせるよう、指の腹で丁寧にマッサージしながら洗うことも忘れてはいけません。ただ同じべたつきでも、皮脂が多すぎる場合の他に、乾燥や皮脂の落とし過ぎによって引き起こされる場合があります。頭皮は乾燥するとより多くの皮脂を分泌しようとするので、そのせいでべたつく可能性もあるのです。すっきり系のシャンプーで改善されない時は、頭皮の保湿を考えてみるといいかも知れません。
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■刺激の少ないシャンプーってどんなもの?

頭皮に刺激を与えてしまう成分として、石油系の合成界面活性剤が一番に挙げられます。この成分は非常に洗浄能力に優れていますが、その分頭皮や髪に悪影響を与えてしまうことがあるからです。逆に頭皮ケアに適した成分と言えば、アミノ酸やイオンから成る界面活性剤を使用したものでしょう。洗浄能力は石油系に劣るものの、刺激は少なく頭皮をケアしたい方に向いています。

まとめ
しっかり汚れを落としたいのか、それとも優しい成分にしたいのか。自分の頭皮や髪の状態を見て、シャンプーを選んでみて下さいね。