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title: "特効薬はない!?ノロウイルスによる感染性胃腸炎!予防が大切!!【監修医師】谷尻医院 谷尻 力 副院長先生"
description: "本記事の監修医師 谷尻医院谷尻 力 副院長先生 【クリニック所在地】〒658-0046 兵庫県神戸市東灘区御影本町4-10-6※阪神「御影駅」より徒歩2分Tel.078-851-3439 谷尻医院 ホスピタ・病院紹介ペー […]"
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date_published: "2016-03-02T17:49:15+09:00"
date_modified: "2026-02-25T17:37:21+09:00"
categories:
  - "内科"
  - "消化器科・消化器外科"
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author: "ホスピタ編集部"
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# 特効薬はない!?ノロウイルスによる感染性胃腸炎!予防が大切!!【監修医師】谷尻医院 谷尻　力　副院長先生

> 本記事の監修医師 谷尻医院谷尻 力 副院長先生 【クリニック所在地】〒658-0046 兵庫県神戸市東灘区御影本町4-10-6※阪神「御影駅」より徒歩2分Tel.078-851-3439 谷尻医院 ホスピタ・病院紹介ペー […]

<div class="profile">本記事の監修医師

![miyakedr](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2016/03/tanijiri-doctor.png)

<div class="profile02"></div>[谷尻医院  
谷尻 力 副院長先生](http://www.tanijiri.com/)

【クリニック所在地】  
〒658-0046 兵庫県神戸市東灘区御影本町4-10-6  
※阪神「御影駅」より徒歩2分  
Tel.078-851-3439

[谷尻医院 ホスピタ・病院紹介ページ](http://www.hospita.jp/detail/1743/)

</div>今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け！ 今回は『[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)による[感染性胃腸炎](http://www.hospita.jp/disease/5/)』をご紹介させて頂きます。

「[感染性胃腸炎](http://www.hospita.jp/disease/5/)」と聞くと、なにか遠くの国の病気のように感じるかもしれません。でも「[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)」と言われるとどうでしょうか。一般のビジネスパーソンにとっては、「あれは小学校とか高齢者施設で起きることでしょ、あまり関心ないなあ」と思わせてしまうかもしれません。しかし、1度でも「ノロにやられた人」は「もう二度とごめんだ」と思っているはずです。

[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)による病気も、[感染性胃腸炎](http://www.hospita.jp/disease/5/)といいますが、「[感染性胃腸炎](http://www.hospita.jp/disease/5/)」の発症原因は、[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)だけではありません。さまざまなウイルスや細菌が原因となり、つらい症状を引き起こします。[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)による感染性腸炎は冬場に流行を起こしやすいですので、自己防衛と被害の拡大防止という2つの観点から、予防法を知っておくことは重要です。

[![感染性胃腸炎](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2016/02/201602095.jpg)](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2016/02/201602095.jpg)## ウイルスと細菌の違い

「ウイルス」も「細菌」も、「人の目には見えないほど小さい、ありがたくないモノ」という点では同じです。 違いは、「ウイルス」は単独では生きていけず、「細菌」は単独で生きていける、ということです。「ウイルス」はほかの生物の細胞に潜り込むことで生きています。[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)や[ロタウイルス](http://www.hospita.jp/disease/428/)といった「ウイルス」や、サルモネラ菌やブドウ球菌といった「細菌」に感染して、苦しい症状を引き起こすことを、[感染性胃腸炎](http://www.hospita.jp/disease/5/)といいます。

[![感染性胃腸炎](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2016/02/201602093.jpg)](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2016/02/201602093.jpg)## ノロウイルスによる感染性胃腸炎の症状

[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)による症状持続期間は、「24～48時間」です。その後、回復します。 ――と聞くと、「1日や2日なら乗り切れそうだ」と思われるかもしれません。しかし、その考えは「甘い」です。

[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)による[感染性胃腸炎](http://www.hospita.jp/disease/5/)の代表的な症状は、おう吐と下痢です。これは「のたうちまわる」ほど苦しく、強烈です。[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)の感染力は非常に強く、少量のウイルスでも感染するといわれています。家族の誰かがウイルスに感染して発症しますと、おう吐物や下痢とともに大量のウイルスが放出され、2次感染が引き起こされてしまいます。ひどい場合には一家全員が感染し、一家全員で発症してしまい、おう吐と下痢でのたうちまわるのです。この状況が「24～48時間」も続くのです。

おう吐、下痢のほかの症状には、微熱や腹痛などがあります。

[![感染性胃腸炎](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2016/02/201602094.jpg)](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2016/02/201602094.jpg)## 特効薬は「ない」

しかも、[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)に効果を示す特効薬（抗ウイルス薬）やワクチンは、現在、存在しません。対症療法だけです。「対症療法」とは、感染したウイルスを殺したり除去したりする治療ではありません。おう吐や下痢に対処しつつ、脱水症を予防するだけ。つまり、症状を和らげるだけの治療です。元来健康な成人であれば、確かに「24～48時間」は、対症療法によって乗り切ることができるでしょう。しかし、小さな子供や高齢者は、脱水症やおう吐物をのどに詰まらせたりすることで、命に関わる状態に陥ることがあります。

[![感染性胃腸炎](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2016/02/201602092.jpg)](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2016/02/201602092.jpg)## 予防法は「ある」

ウイルスが感染して苦しい症状を引き起こします。別の表現をすると、感染しなければ症状はまったく起きません。ということは、感染を防ぐことが一番重要といえます。 では、[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)はどうやって体内に入って感染するのでしょうか。

1. [ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)に感染した人の「便」や「おう吐物」を処理するときや、[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)の付着したドアノブなどを触ったときなど、手に付着したことに気付かず、その手で自分の口を触ったとき
2. 乾燥して空気中に舞った[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)を吸い込んだとき
3. [ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)に感染し嘔吐している人のくしゃみなどを浴びたとき

まずこの3点をみてみます。[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)に感染した人をケアしようとして、ケアした人が感染してしまうのです。小学校や高齢者施設は、ケアが必要な人が多いですよね。なので、こういった場所でノロが拡散することが多いのです。小さなお子さんやご高齢の方のおられるご家庭でも同じで、「感染」に敏感になることが必要です。便やおう吐物を処理するときは、必ずマスクとゴム手袋を着用し、ウイルスが飛び散らないように注意しながら、ペーパータオルなどでそーっとふき取ります。そして「次亜塩素酸ナトリウム」の含まれた消毒液で消毒し、その後に水吹きをします。処理した便、おう吐物や、使用したペーパータオルなどは、ビニール袋に密閉して破棄します。

また、感染者が触ったドアノブ、机やいすなども、すぐに消毒してください。消毒液はスーパーやドラッグストアで市販されており、簡単に買うこともできます。その際、「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれているものを選んでください。家庭用の次亜塩素酸ナトリウムが含まれている塩素系漂白剤でも薄めることで代用出来ます。

別の感染経路は、

1. [ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)に汚染された食材を食べたとき
2. [ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)に汚染された井戸水や簡易水道を飲んだとき

です。

調理者の手や汚染された調理器具などを介してウイルスが食品に付着し、それを食べることで感染します。調理前には流水と石けんによる手洗いを徹底しましょう。また二枚貝（カキなど）は[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)で汚染されていることもあり、生のままや不十分な加熱の状態で摂取することは控えるようにしましょう。二枚貝などを調理した調理器具などはすぐに洗浄、熱湯消毒（85℃以上で、1分間以上）をしましょう。

[![感染性胃腸炎](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2016/02/201602091.jpg)](https://www.hospita.jp/clip/wp-content/uploads/2016/02/201602091.jpg)## 医者に伝えて

[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)にかかったかなと思われる際、水分摂取が全くできない状態が半日以上続く場合や、ぐったりしている場合、意識がもうろうとしている場合などには、すぐに医療機関を受診する必要があります。  
さらに[ノロウイルス](http://www.hospita.jp/disease/434/)と思われる症状でも、[ロタウイルス](http://www.hospita.jp/disease/428/)やブドウ球菌など、他の[感染性胃腸炎](http://www.hospita.jp/disease/5/)の可能性もあります。症状がひどくて医療機関を受診する際には、次の情報を医師や看護師に伝えるようにしましょう。

- 症状が出る1週間位前からの食事内容
- 周囲に同様の症状の方がいないか
- 水分はどれくらいとれているか
- 腹痛がひどくなってきていないか
- 吐血や血便などを認めていないか

「感染が疑われるモノ、シチュエーション」は記憶があいまいになる可能性がありますが、覚えている範囲で伝えるようにしましょう。

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