感染性心内膜炎 カンセンセイシンナイマクエン

初診に適した診療科目

感染性心内膜炎はどんな病気?

感染性心内膜炎とは、心臓の内側に感染巣を持つ敗血症の一つで、循環器系の病気です。血液に細菌が侵入し、心臓に付着することで起こり、症状としては、この病気の患者のほとんどに発熱が見られます。感染症のため、これといった初期症状は他になく、進行すると心不全などに見られる、息切れや呼吸困難などがあり、意識障害や視力障害などが起こる場合もあります。

主な症状

感染性心内膜炎とは、心臓の内側に感染巣を持つ敗血症の一つで、循環器系の病気です。血液に細菌が侵入し、心臓に付着することで起こり、症状としては、この病気の患者のほとんどに発熱が見られます。感染症のため、これといった初期症状は他になく、進行すると心不全などに見られる、息切れや呼吸困難などがあり、意識障害や視力障害などが起こる場合もあります。

主な原因

感染性心内膜炎の直接の原因としては細菌により心臓の内側が感染してしまい。それによって引き起こされる心臓弁の穿孔などが理由です。その理由ともなる最近にもいくつかの経路がありますが主に言われているのが抜歯などの際に細菌が体内に入りそれに感染することが主な要因とされております。それにより引き起こされた血流ジェットが主な素因となります。

主な検査と診断

感染性心内膜炎の検査方法は、デューク大学が1994年に発表した基準が基本となります。その基準は、2回血液培養をして特定の微生物が発見されるか、心エコーによる所見があるか、新しい弁逆流があるかどうかを調べるもので、これらは大基準と呼ばれる決定的な証拠です。小基準もあり、発熱、血管現象、免疫現象、心臓の素因などの有無です。大基準、小基準の数によって発症しているかを判断します。

主な治療方法

感染性心内膜炎の治療法で最も重要なことは、原因となった微生物を特定し、死滅させることです。そのため、原因菌が特定されるまではエンピリック療法といって、原因菌として最も可能性が高いものに対する治療を行い、頻度の高い菌をカバーする抗菌薬を2剤以上併用します。特定後は、原因菌に対する抗菌薬投与を開始し、原因菌の死滅を試みます。うっ血性心不全や抵抗性感染がみられる場合は外科的治療を考慮します。