多汗症 タカンショウ

初診に適した診療科目

多汗症はどんな病気?

多汗症とは、その名の通り汗が人と比べてかきやすい人のことをいいます。日常生活に支障をもたらすほど尋常な汗が出る人は、体の体温調節機能が著しく下がっており、自分でコントロールすることができない状態にあります。全身から汗をだす人と、一部のみが発汗する人の二種類に分かれます。一部だけだから自分は関係ないと思っていたら、予期せぬ自体につながります。

主な症状

多汗症の症状とは、普通汗をかかない様な温度でもたくさんの汗をかいてしまう状態のこと言います。汗をとめることは出来ないので、とめどなく流れてしまいます。皮膚科で診断を行ってもらえます。精神的なものが起因の場合とそうでない体質的なものもあります。改善策としては、病院にいくこと、こまめにタオルで汗を拭き取ること、なるべく涼しい格好をすることが挙げられます。

主な原因

多汗症の原因は、自律神経の乱れなどの要因によって精神的にバランスを失うことによるものです。過度の緊張などによって交感神経が過度に働き、その結果発汗を促します。発汗の症状がまた精神的不安を呼び込んで、さらに症状を悪化させることにもなります。また、女性の場合には、更年期障害などのホルモンバランスの崩れにより引き起こされることもあります。

主な検査と診断

多汗症の検査方法に必要なことは、心電図、胸部レントゲン、血液検査、肺機能検査等を行い、所要時間においては、30分程度となります。さらに、思春期に多く発症されるものとなります。また、発症する箇所においては、頭部、顔、膝、手掌、背、腹部、足等などがあります。なお、発症する箇所においては、人により異なり、人により発症する箇所が異なるのです。

主な治療方法

多汗症の治療法として代表的方法がボトックス注射による治療方法です。この治療は、メスを使わないので傷が残りませんし、短時間で終わり、副作用の心配もありませんが一回の治療費が高額であるという問題もあります。その他には漢方薬による治療をしたり、この病気は自律神経の乱れが原因で起こることがあるのでその乱れを治すために精神安定剤を使用したりします。