抗リン脂質抗体症候群こうりんししつこうたいしょうこうぐん
下肢の深部静脈の血栓症の頻度が最も高く、症状としては再発しやすい下肢の腫脹と疼痛が特徴です。脳の血管に血栓ができ、脳梗塞 や一過性脳虚血発作をきたすことも比較的多くみられます。その他脳血流障害による片頭痛、知能障害、意識障害、てんかんなど種々の中枢神経症状もみられる ことがあります。また、肺に血栓が飛んで、肺動静脈血栓症や肺高血圧の原因となり、呼吸不全を起こし命にかかわることもあります。心臓の血管に血栓が飛ん で心筋梗塞を起こしたり、末梢動脈の閉塞による皮膚潰瘍、網膜動脈の血栓による失明も起こることがあります。