耳鳴

初診に適した診療科目

耳鳴はどんな病気?

耳鳴りの主な症状としては、耳の中でキーンというような音がして、周りの音が聴こえにくくなってしまうというものです。症状が出るのは片耳だけの場合もありますし、両耳から音がするという場合もあります。その症状が続いてしまうと、平行感覚が失われてめまいを併発してしまったり、自分の声が頭の中で響いてしまう、というような別の症状を引き起こす場合もあるため注意が必要です。

主な症状

耳鳴は日常生活の中で突然起こります。それは頭にキーンとくるような音や耳の奥でずっと耳障りな音がしているように感じてしまう、という症状です。その日の体調の違いや天気などでも変わってくるので本人としてはかなりのストレスを感じてしまいます。体調不良になって仕事が手につかなくなってしまうケースもありますし、早めの治療が必要なときもあるので病院を受診しましょう。

主な原因

耳鳴の原因としては、頭部の外傷、薬剤中毒によるもの、また先天性・家族性に起こるものや、ホルモン異常、高血圧、低血圧、動脈硬化症、糖尿病などの全身的なものにより起こることがあります。しかし、最も大きいのは、耳の病気により起こる場合が多いです。代表的なものとしてはメニエル病、突発性難聴、内耳炎、中耳炎というものがあります。

主な検査と診断

耳鳴の検査方法には、問診表を用いた検査と、音響検査、レントゲンやCT等による画像診断があり、医師の判断でこれらを組み合わせて行われます。音響検査には耳の聞こえを調べる純音聴力検査、音の高さを調べるピッチマッチ検査、大きさを調べるラウドネスバランス検査、他の音で遮断されるかどうかやその音の高さ大きさを調べる遮蔽検査などがあります。

主な治療方法

耳鳴りの治療をするには、まず元凶となる病気がある場合、そちらを先に治療していく形になります。また心理的なストレスによるものであれば、心理療法や音響療法を行い、改善を図っていきます。心理療法でのカウンセリングによって、イライラや主なストレスを救い、音響療法によって耳の働きの改善をする手助けをします。いくつもの治療法を利用して、改善していきます。