痛風 ツウフウ

初診に適した診療科目

痛風はどんな病気?

どんな病気かというと、高尿酸血症が原因で引き起こされる、病気です。

女性よりも男性に多い病気で、大人であっても歩けないと感じてしまうほどの痛みが発生し、これを痛風発作と呼びます。
1週間から10日で症状は治まりますが、再発を繰り返すこともあります。
足の関節だけではなく、腎臓などの内臓にも影響を与えます。

主な症状

痛風の症状には関節炎があり、痛みや腫れを引き起こします。
特に尿酸が結晶化しやすくなっている足の親指が好発部位となっています。

炎症による痛みは極めて強く、発作時には歩くことも困難となります。
尿酸値を高いままにしておくと尿酸結晶が腎に蓄積され、腎障害へと進行します。

主な原因

痛風の原因としては、高尿酸血症が主なものとされています。
高尿酸血症とは、血液中の尿酸の濃度が上昇して体内に蓄積され、ナトリウムと塩を作り結晶化し、それが関節の内面に沈着することです。

尿酸値が急激に低下した場合にも起こるといわれています。
他には、プリン対の過剰摂取や精神的ストレス、水分の摂取不足などがあります。

主な検査と診断

痛風の検査方法は、まず血液中の尿酸値を計るために血液検査を行います。

主な治療方法

痛風の治療法はそのケースごとに異なります。

いったん発作が起こってしまったときには、非ステロイド性抗炎症剤で痛みを鎮めます。
日常的には高尿酸血症改善のための内服による投薬治療が行われます。
薬を飲んだり飲まなかったりすると、尿酸値が上下すると、痛風発作を誘発することがありますので、薬は飲み続ける必要があります。