伝染性紅斑(リンゴ病)でんせんせいこうはん(りんごびょう)
ヒトパルボウイルスB19の感染でおこります。
主に、空気感染でうつり、感染力はそれほど強くありません。
2-12歳くらいに多く(4歳頃がピーク)、春~夏季(主に4、5月~9,10月頃に)を
中心に、ほぼ4~6年ごとに流行しています。
不顕性感染(感染していても症状がない)も多く、軽くすむことも多いのですが、
妊婦が罹患すると流産などの原因となります。
潜伏期はおおよそ7-25日(大体は、10~20日)です。
一般的には軽くすみ、熱はあっても軽度のことが多いようです。
感染後約1週間で、発熱、倦怠感、咳・鼻水、吐きけ・下痢、関節痛などのかぜのような症状がみられることもあります。
これらの症状が現れた4~7日目頃に発疹がでてきます。
発疹は顔面、頬部の蝶形紅斑(slapped cheek appearance)と全身、とくに手足のレース状紅斑が特徴です。
頬部に出現する発疹はくっきりとしていてやや隆起した紅斑です。
1~2日遅れて手足の主に伸側に紅斑のような斑状丘疹(きゅうしん)が現れ、やがて不規則に融合します。
この時軽いかゆみや熱感を訴えることが多くなります。
その後中心部から退色しますが、日光、温度、機械的刺激などによって再発することがあります。