オーバードーズ オーバードーズ

初診に適した診療科目

オーバードーズはどんな病気?

オーバードーズとは、心の病などを抱えている人が医師から処方された薬を過剰に摂取することです。
多量に摂取することで、嫌な感情、考えなどから現実逃避し、精神的苦痛から逃れようとします。
また麻薬の代用として使われることもあります。向精神薬は多量に摂取することで、麻薬と同じような効果があることから、麻薬の代わりとして使用する人がいます。

主な症状

オーバードーズとは、薬物の大量摂取のことで、自傷行為のひとつです。規定の用量、用法ではないので、もちろん身体に多大な影響を与え、死に至ることさえあります。
症状は、薬の種類によっても異なりますが、薬の効果が現れすぎたり、副作用が出たり、腎臓や肝臓などの内臓にも大きな負荷がかかり、機能低下を含めた悪影響が起こる可能性もあります。

主な原因

オーバードーズとは、薬が切れた場合の禁断症状です。精神安定剤等の薬品には薬物依存症を起こしてしまう心配があります。
原因は常に薬を常用してきたために、薬が切れると精神的に不安になります。そして手足が震えたり、ろれつが回らない等の症状も現れます。これは薬に依存しすぎて薬が切れた時に起こるものです。
離脱する為には自身の強い精神力も必要なります。一度依存するとなかなか自身で離脱する事は難しくなります。

主な検査と診断

オーバードーズの検査方法は、患者本人から聞き出すというのが最も良い方法ですが、患者が昏睡状態の場合や服用した薬物がわからない場合は、診断が困難になります。
病院では、薬物検査キットが使われますが、薬物によっては検出される閾値が高いため、かなり服用していないと検出されない場合があります。このようなことから、医師が症状から推測する必要もかなりあります。

主な治療方法

オーバードーズの治療法は応急処置として自分でできる方法もあれば病院でやる処置があります。
自分たちができる応急処置は意識がある場合血中の薬物濃度を薄めるために塩水をコップ数杯飲ませること、また吐かせることも効果的ですが強酸・強塩基の物質の場合は吐かせてはいけません。
病院でできる処置は胃洗浄(水を飲ませおなかを押し水と薬を吐き出すこと)、活性炭を溶かした水を飲ませる方法があります。