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ドクターズブログ

コラム

2009/05/14更新
■当クリニックでは以下のような症状を診療しております。


【うつ病・うつ状態】
 何をやっても楽しくない、気力が出ない、億劫で仕方がない、自分が無価値で役に立っていなく感じる…。こんな感じが続いていたら、それはうつ病の始まりの可能性があります。
 現代病といわれるうつ病は、軽症のものを含めると5人に1人ぐらいが一生のうちに経験するという統計もあるほどありふれた「病気」です。「どうも以前の自分と違う」こんな感じがしたら放置せずに一度相談においで下さい。周囲に「最近どうも塞ぎ込んでいて様子がおかしい」と感じる方がいたら、心療内科への受診を勧めてみるのもひとつの方法です。
 最近はSSRI(Serotonin Selective Reuptake Inhibiter)などの副作用の緩和な薬剤も多く発売され、安全な薬物療法も可能になっています。もちろん薬のみが治療ではありません。生活上のちょっとした気遣いで気持ちが楽になることもあるのです。

【パニック障害・過呼吸症候群】
 何の病気も持っていなかった人が突然、もしくはちょっとした風邪や体調の不調をきっかけに動悸や呼吸困難を伴う発作に襲われるのが「パニック障害」です。息苦しくなり呼吸が荒くなり気が遠くなってしまう「過呼吸発作(症候群)」もあります。
 この病気で命を落とすことはありませんが、「いつ起こるのだろう」と思うと不安でたまりません。好きだった趣味も諦めてしまう方もいます。この発作はセロトニンという脳内物質の減少が関与していると考えられています。現在はSSRI(Serotonin Selective Reuptake Inhibiter)抗不安薬などによる有効な薬物療法も確立されています。くすりと具体的な対処法があれば心配することはありません。お気軽にご相談にいらしてください。

【社会不安障害(Social Anxiety Disorders)】
 人前に出ると上がってしまいうまく話せない、視線が自分に突き刺さるようで怖い、電話に出ると緊張して声がうわずってしまう、会議や会食の予定が入っていると1日ユウウツ…..。
 あがり症だから、性格が弱いからと諦めていませんか。このような一定の対人状況で出現する不安・緊張、視線恐怖は“社会不安障害(Social Anxiety Disorders)”という「病気」の症状と考えられています。かつては“対人恐怖症”という日本に特有の疾患と思われていましたが、軽症のものを含めると意外に多く、欧米でもかなりの率で見られることが解ってきました。この疾患もうつ病やパニック障害と同様セロトニンという物質が関与していると考えられています。従ってSSRI(Serotonin Selective Reuptake Inhibiter)などの薬物療法も効果が認められています。性格だと思って諦めず、一度ご相談にいらしてください。

【強迫性障害 OCD(Obsessive-Compulsive Disorders)】
 外出すると鍵のかけ忘れやガスの元栓の占め忘れが気になって落ちつかない、決まった道順を通らないと“悪いことが起こる”と考えてしまったり、何かに触れてしまうと汚れてしまったように感じて着替えないといられないなど“解っているのにどうしようもない”。こういった症状を“強迫症状”と呼びます。
 これは一定の観念(考え)が辛い場合(Obsession)と行為にまで至ってしまう場合(Compulsion)がありますが同じ病気です。人からは潔癖性と思われがちですが、好きでやっている訳ではなく“やらずにいられないだけ”なので苦痛はひとしおです。こういった症状にもSSRI(Serotonin Selective Reuptake Inhibiter)などの有効な薬物治療が行われ、以前よりは患者さんの負担が少ない治療が出来るようになりました。また、認知療法的な思考パターンの修正をトレーニングしてゆくことで、生活を続けながら息の長い治療をしていくことが大切です。

【気分障害/双極性障害・気分循環症・気分変調症】
 何か自分に自信を持てずうつうつと人生を送ってしまった。元気な時期もあったけれど、途中で息切れしてやっぱり自分はダメなんだ…。こういった方の中には自分で気がつかないまま軽い“躁うつ”の波を抱えている場合があります。
 こういった軽症の“躁うつ病(双極性障害)”が注目されています。安易な抗うつ剤使用は、かえって波の周期を早くしてしまったり、ひどい躁状態をまねいてしまうこともあり十分な配慮が必要です。抗うつ剤の他にも、気分安定化薬や少量の安定剤の投与で改善する可能性があります。
 変わり易い気分と急な落ち込みが繰り返される場合は双極性障害気分循環症気分変調症といった病気が気づかれずにいることもあります。専門のメンタルクリニックにご相談にいらしてください。慢性のイライラや自分を責め続ける毎日から解放された生活が送れるようになる方も多いのです。

【睡眠障害】
 現代は不眠・不休の時代、海外出張や夜間勤務も日常化し、睡眠環境が乱れやすい社会になっています。不眠症にも入眠障害や熟睡障害など様々なタイプがあり、それぞれ治療法や薬剤の選択が異なります。過眠や睡眠中の行動異常(夢中歩行)、睡眠相が徐々に後退してゆく「睡眠相後退症候群」、また「ナルコレプシー」という、笑ったり興奮したりといった強い情動の後に急激に睡眠に陥ってしまう珍しい病気もあります。また、睡眠中に呼吸の停止が頻繁に起こる「睡眠時無呼吸症候群」は比較的多い疾患ですが、睡眠薬の使用は致命的な結果をもたらす場合もあり注意が必要です。もちろん薬物治療だけでなく、日常生活のちょっとした工夫だけで改善する“睡眠障害”も案外多いのです。
 不眠を漫然と治療せず、どういったタイプの不眠なのか、隠れているこころの病気を見極めながら治療することは大切なことです。思いあたる点がありましたら先ず相談してみてください。必要があれば睡眠障害専門医や総合病院の睡眠外来などもご紹介致します。

受診について


□著書□

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