パニック障害
2009/05/14更新
●パニック障害とは
どんなに冷静沈着の人でも、突然の事故や衝撃をうければパニックになります。これは、生体の正常な反応です。しかし、パニック障害は危機的状況でもないのに、脳が幻の危機的状況を察知し、パニック発作をおこすといわれています。前ぶれなく、突然激しく動悸がし、息苦しく、めまいや冷や汗などを伴いやがて、手足が震えだし、このまま呼吸が止まってしまうのかと思うような、激しい恐怖感に襲われるといいます。この疾患はかつて、不安神経症、心臓神経症などといわれ、医師の診断も心身症、狭心症や自律神経失調症などと、突発症状に関連した病名があげられていました。また、この疾患の歴史は古く江戸時代の記録があるといわれます。
1980年、米国精神医学界の「精神疾患の分類と診断の手引き3版(DSM-?)」でパニック障害という病名が初めて登場し認知され、さらに1992年にはWHOの国際疾病分類に登録されてひとつの疾患として世界的に認められました。その頃から、パニック障害の臨床研究及び薬品開発は急進展をみせ、現在では治療法もほぼ確立されてるといいます。
約100人に3~4人(3~4%)というパニック障害は決して珍しいものではありません。致命的疾患ではありませんが、早急な専門医師の診断と治療が必要です。症状が起きなくなるまでは必ず回復しますが、全快までは行動療法などを行い約2~3年ほどかかるといわれています。
●パニック障害の症状
パニック発作を起こしたときの症状としては次のようなものがあります。
1)心臓がどきどきする、または心拍数が増加する
2)汗をかく
3)身体や手足の震え
4)呼吸が速くなる、息苦しい
5)息がつまる
6)胸の痛みまたは不快感
7)吐き気、腹部の嫌な感じ
8)めまい、不安定感、頭が軽くなる、ふらつき
9)非現実的、自分が自分でない感じ、
10)軌道を逸してしまう、狂ってしまうのではないかと感じる
11) 死ぬのではないかと恐れる
12) しびれやうずき感
13) 寒気またはほてり
こうした13症状のうち、4つ以上の症状が同時に起こる場合にパニック発作、3つ以下の場合は「症状限定発作」と診断しますが、このほかに日本人では口の渇きや腰が抜けたような状態(下肢の脱力感)を訴える場合がしばしばあります。
パニック障害が報告された(アメリカ精神医学会)のは1980年のことで、すでに20年以上が経過していますが、パニック障害という病気は日本の医療界でも十分に理解されていないようです。最近行われたアンケート調査で、パニック障害の症例を何と診断しているか調べたところ、多くの医師が「心臓神経症」「自律神経失調症」「過呼吸症候群」と診断していたと報告されています。
●パニック障害の特徴
パニック障害におけるパニック発作の特徴は、まず何の原因もなく突然起こることです。それも誰もが緊張するような状況下ではなく、むしろ1日のうちで最もリラックスしている場合に起こることが多いのです。また患者さんの約半数は睡眠中にパニック発作に襲われています。繰り返し発作が起こるのもパニック発作の特徴です。
初めてパニック発作を起こした後、普通は数日から数週間ぐらい後に2回目の発作が起こります。そして2回目以降は比較的短期間に連続して発作が起こるようになります。
重症の場合は1日に数回の発作を起こすこともあり、1週間に4回以上の発作が起こり、それが4週間以上続く場合は重症と考えられます。
●パニック障害の治療
抗不安薬、抗うつ剤、漢方薬などの投薬で、パニック発作を起こさせない治療をします。カウンセリング、行動療法、認知療法などの精神療法を行うことも非常に大切です。
どんなに冷静沈着の人でも、突然の事故や衝撃をうければパニックになります。これは、生体の正常な反応です。しかし、パニック障害は危機的状況でもないのに、脳が幻の危機的状況を察知し、パニック発作をおこすといわれています。前ぶれなく、突然激しく動悸がし、息苦しく、めまいや冷や汗などを伴いやがて、手足が震えだし、このまま呼吸が止まってしまうのかと思うような、激しい恐怖感に襲われるといいます。この疾患はかつて、不安神経症、心臓神経症などといわれ、医師の診断も心身症、狭心症や自律神経失調症などと、突発症状に関連した病名があげられていました。また、この疾患の歴史は古く江戸時代の記録があるといわれます。
1980年、米国精神医学界の「精神疾患の分類と診断の手引き3版(DSM-?)」でパニック障害という病名が初めて登場し認知され、さらに1992年にはWHOの国際疾病分類に登録されてひとつの疾患として世界的に認められました。その頃から、パニック障害の臨床研究及び薬品開発は急進展をみせ、現在では治療法もほぼ確立されてるといいます。
約100人に3~4人(3~4%)というパニック障害は決して珍しいものではありません。致命的疾患ではありませんが、早急な専門医師の診断と治療が必要です。症状が起きなくなるまでは必ず回復しますが、全快までは行動療法などを行い約2~3年ほどかかるといわれています。
●パニック障害の症状
パニック発作を起こしたときの症状としては次のようなものがあります。
1)心臓がどきどきする、または心拍数が増加する
2)汗をかく
3)身体や手足の震え
4)呼吸が速くなる、息苦しい
5)息がつまる
6)胸の痛みまたは不快感
7)吐き気、腹部の嫌な感じ
8)めまい、不安定感、頭が軽くなる、ふらつき
9)非現実的、自分が自分でない感じ、
10)軌道を逸してしまう、狂ってしまうのではないかと感じる
11) 死ぬのではないかと恐れる
12) しびれやうずき感
13) 寒気またはほてり
こうした13症状のうち、4つ以上の症状が同時に起こる場合にパニック発作、3つ以下の場合は「症状限定発作」と診断しますが、このほかに日本人では口の渇きや腰が抜けたような状態(下肢の脱力感)を訴える場合がしばしばあります。
パニック障害が報告された(アメリカ精神医学会)のは1980年のことで、すでに20年以上が経過していますが、パニック障害という病気は日本の医療界でも十分に理解されていないようです。最近行われたアンケート調査で、パニック障害の症例を何と診断しているか調べたところ、多くの医師が「心臓神経症」「自律神経失調症」「過呼吸症候群」と診断していたと報告されています。
●パニック障害の特徴
パニック障害におけるパニック発作の特徴は、まず何の原因もなく突然起こることです。それも誰もが緊張するような状況下ではなく、むしろ1日のうちで最もリラックスしている場合に起こることが多いのです。また患者さんの約半数は睡眠中にパニック発作に襲われています。繰り返し発作が起こるのもパニック発作の特徴です。
初めてパニック発作を起こした後、普通は数日から数週間ぐらい後に2回目の発作が起こります。そして2回目以降は比較的短期間に連続して発作が起こるようになります。
重症の場合は1日に数回の発作を起こすこともあり、1週間に4回以上の発作が起こり、それが4週間以上続く場合は重症と考えられます。
●パニック障害の治療
抗不安薬、抗うつ剤、漢方薬などの投薬で、パニック発作を起こさせない治療をします。カウンセリング、行動療法、認知療法などの精神療法を行うことも非常に大切です。



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