神川小児科クリニック | 東京都 大田区 蒲田 小児科 予防接種 麻疹(はしか) 三種混合 Hibワクチン

ドクターズブログ

不活化ポリオワクチン接種について

2011/05/31更新

不活化ポリオワクチン接種を開始しますので、電話予約を

ポリオのワクチンには、生ポリオワクチンと不活化ポリオワクチンの2種類があります。生ワクチンは、高い免疫を一生維持することができますが、200万人に一人の割合でポリオ関連麻痺を起こす可能性があります。一方、不活化ワクチンは麻痺を起こすことはありませんが、免疫の持続期間は劣り、場合によっては追加接種が必要です。日本にはポリオの発生はなく、今後不活化ワクチンに移行予定ですがスケジュールは不明です。

当院では、WHOの推奨するポリオワクチン移行スケジュールに則り不活化ワクチンの接種を行います。

1回目 不活化ポリオワクチン 
2回目 不活化ポリオワクチン 1回目接種後4~8週後
3回目 生ポリオ(集団接種) 2回目接種後2~6ヶ月程度
又は不活化ポリオワクチン 2回目接種後6~12ヵ月後
4回目 生ポリオ(集団接種) 3回目接種後6ヶ月以降7歳6ヶ月まで(3回目不活化の場合は2~6ヶ月程度)
1回目、2回目(3回目)はDPTとの同時接種を勧めます。

不活化ポリオ2~3回接種後に生ポリオ接種することを条件に不活化ポリオワクチン接種いたします。
この理由は、不活化ポリオワクチンにてワクチン関連麻痺を予防すること(不活化2回接種後生ワクチンで関連麻痺発症なし)
生ワクチンにて高い免疫を持続すること
国産ワクチン供給形態(DPT-Polio4混の可能性が高い)と予防接種スケジュールが未定であることと、
勧奨ワクチンに不活化ポリオがなった場合、それ以前個人で不活化接種をした子どもは、将来においてもし更なる追加接種が決定した場合、法的接種の対象者にならないと思えること、などからです。


ポリオのワクチンには、生ポリオワクチンと不活不活化ポリオの予防接種でのご注意

1回接種料金は5000円です

当院使用の不活化ポリオワクチンは 商品名INOVOX  POLIO Sanofi Pasteur社製を使用します。

不活化ポリオワクチンは、世界中で使用されその有効性や安全性は確立されています。

米国では1991年、ポリオ絶滅宣言がなされ、生ポリオワクチンによる副作用のワクチン関連麻痺が問題になりました。
米国では1997年不活化ポリオワクチンへ舵を切り、1999年まで生ポリオワクチンと不活化ポリオワクチンの両者を使用するスケジュールにて移行を計りました。
接種回数はWHOが推奨する4回で、2000年からは不活化ポリオワクチンのみの接種になっています。
不活化ポリオワクチン2回接種後での生ポリオワクチン接種では、ポリオ関連麻痺は認めなかったと報告されています。
副作用報告では、発赤2%、硬結10%未満、圧痛10―20%でと軽微なものが殆どです。

しかし、不活化ポリオワクチン日本では薬として未承認のワクチンです。
そのために、下に記載しましたような保護は受けることができません。

接種についての確認事項
1、定期接種などの予防接種法による救済制度は適応になりません。
2、他の任意接種での医薬品医療機器総合機構法による救済制度の適応になりません。
3、輸入代行業者による補償制度はありますが、同時接種をした場合適応になりません。

以上の事項をご確認のうえ接種の電話予約(3741-5005)をお願いします。